カスピ海豆乳ヨーグルトダイエットレシピ

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投稿者：赤毛の餡　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　先日、「笑っていいとも」の１００人アンケートで、山瀬まみが「今朝、カスピ海ヨーグルトを食べてきた人」と質問した。そしたら「Yes」が２４人だった。カスピ海ヨーグルトが「身体によいということを知っている人」だけなら、もっと多いんだろう。
　身体によいというなら、豆乳も負けてはいない。はやりの言葉でいえば、「中性脂肪、悪玉コレステロールを体外に排出し、反対に善玉コレステロールを増加させる」んだって。それは米国食品薬品局（ＦＤＡ）も公式に認めた効果だ。それに伴って、ダイエット効果もあることも証明されているそうだ。じゃあ、そんなにいいんなら、いっそ両者を合体しよう、そうすれば、鬼に金棒だろう。というわけで、生まれたのが、カスピ海豆乳ヨーグルトだ。
　材料の配合比率は《豆乳１０：牛乳１０：カスピ海ヨーグルトのタネ１〜５（季節により違う）》で、後の作り方は普通のカスピ海ヨーグルトに準じる。“タネ”は知人から分けてもらってもいいし、タネを持っている友達がいない場合には、この本に載っているから心配無用だ。
　
　Part１　朝昼晩の７日間メニュー
　Part２　カスピ海豆乳ヨーグルトアレンジレシピ
　Part３　知っておきたいカスピ海豆乳ヨーグルトの力

　ただ、余計なお世話かもしれないけれど、この本のタイトルは欲張りすぎかもしれない。だって、ダイエットは必要でないけど、健康食としてカスピ海豆乳ヨーグルトを食べようという人もいるでしょ。著者の家森先生とすれば、本当のところ、主力として訴えたかったことはPart３なんじゃないの。だから、この本は普通の“ダイエット本”として捉えるんじゃなくて、「ダイエットも付帯してできる、カスピ海豆乳ヨーグルトを使ったレシピ」だと思うけど…、理屈っぽいかしら？
　カスピ海豆乳ヨーグルトがなぜダイエット食として利用できるかというと、ダイエットをするときには、たんぱく質の補給が必須なんだって。豆乳はたんぱく質が豊富だから、単独でもダイエットに使えるけど、カスピ海豆乳ヨーグルトにして摂れば、豆乳にはない動物性たんぱく質も補えて、たんぱく質摂取のバランスがいい。
　もちろん、普通のカスピ海ヨーグルト本来の整腸作用はある。牛乳に由来するカルシウム（これは豆乳にはない）も摂れる。その他の栄養面でもそれぞれが補い合う、それどころか、相乗効果があるっていう触れ込みだ。さっきもいったように、ダイエットを必要とする人にも手助けになるし、必要としない人にとっては健康食−そういう捉え方でいいんじゃないかな。

　ところで、Part２にでている「ビーフストロガノフ」は美味しそうだね。仕上げにクリームを入れる代わりに、カスピ海豆乳ヨーグルトを使うんだ。今度、試してみようっと。