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著者/著名人のレビュー
人はなぜ棚田を見る...
ジュンク堂
人はなぜ棚田を見るとホッとするのだろう。ピラミッドのような権力の象徴ではなく、名もない庶民が積み重ねてきた暮らしの結晶だからかも知れない。日本各地に今も残る棚田は、歴史と文化を伝える生きた文化財だ。
本書では、山の棚田(三重県紀和町丸山)と海辺の棚田(石川県輪島市白米)を、宮本常一に師事した著者が隅々まで見て回る。
五十五階建てビルに匹敵する標高差を利用しつくした棚田。利水の仕組みには中世から近世にかけての土木技術が反映されている。自然環境に寄り添って生きる工夫は田んぼだけでなく、住居からも読み取れる……。
細かな仕掛けをわかりやすく解説した精緻なイラストから、鳥の目になって村全体を見渡す航空写真まで駆使したビジュアルな構成で、棚田に込められた生きる知恵の全貌と人の暮らしのあたたかさが浮かび上がってくる。
風景を見る目が変わると、いまの自分の暮らしを見る目までが変わってきそうだ。本書は“スローに生きるための知恵”をつむぐ「百の知恵双書」の第1巻である。
出版ダイジェスト:2003年4月
テーマ『おとなのための総合学習 もうひとつの教科書』より