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商品説明
【メフィスト賞(第29回)】兄さんに、会わなきゃ。20年前に、兄が言ったんだ。姿を消す前に。「いつかおまえの周りで、誰かが「のっぺらぼう」を見るようになったら呼んでほしい」と…。第29回メフィスト賞受賞作。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小路 幸也
- 略歴
- 〈小路幸也〉1961年生まれ。北海道出身。広告制作会社退社後、ゲームシナリオなどの執筆活動へ。「空を見上げる古い歌を口ずさむ」で第29回メフィスト賞を受賞しデビュー。
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紙の本
懐かしい物語
2005/07/20 14:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひと夏の少年達の冒険の物語というのか不思議なお話
スタンドバイミーや少年時代を思い描かせる小説でした
この物語と続編に当たる高く遠く空へ歌ううたもおすすめです
紙の本
著者コメント
2003/04/25 17:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小路 幸也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだ小説は江戸川乱歩でした。明智小五郎のあまりのカッコ良さに、僕の図書室通いの日々が始まりました。シャーロック・ホームズ、エラリィ・クィーン、エルキュール・ポワロ、金田一耕介、アルセーヌ・ルパン、怪盗セイント……。振り返れば、僕にとってヒーローは、ウルトラマンでも仮面ライダーでもなく〈名探偵〉でした。そういう物語を読み、ワクワクハラハラドキドキした子供時代の思いを、なんとかしてこの中に封じ込めたい。そう思って書き上げました。といっても、残念ながらこの作品に名探偵は出て来ません。代わりにといってはなんですが、故郷の町で一緒に走り回っていた、いろんな不可思議な友人たちに登場してもらいました。苦笑いしながら出演を快諾してくれた、彼らの〈物語〉を、楽しんでいただけたなら幸いです。