「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本の近代史は種々の偏向史観に引き裂かれ、歴史と古典を尊重するという教養主義の伝統に復帰するのを妨げている。戦後日本の偏向教育が日本の国民精神に及ぼしている実害を指摘、新しい世代へ引き継ぐための歴史を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
岡崎 久彦
- 略歴
- 〈岡崎久彦〉1930年旧関東州大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格。中退して外務省入省。ケンブリッジ大学経済学部学士・修士。外務省情報調査局長等を歴任し退官。現在博報堂顧問。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
近現代史上の人物の言動の意味を、時代の背景に照らし検証する。
2003/05/12 18:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:由良 博英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前の皇国史観から戦後の平和主義史観まで、様々な「偏向史観」に認められる、歴史を善悪で論じ裁く姿勢について、岡崎さんは牽制する。「人間と国家が必死になって生きて来た営みが積み重なった大きな流れ」である歴史の経緯に「善悪、是非など軽々に論じ得べくもない」という立場だ。近現代史上の人物の言動の意味を、時代の背景に照らし検証する作業は、アカデミックでありながらも、著者が先人に抱く畏敬の念をも感じさせた。