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商品説明
日本国家主義、1931年以前の国家主義運動、ファシズムへの前奏曲、満州事変など、著者の多彩な交流と極東国際軍事法廷の口述筆記と証拠書類等の資料を駆使して、軍国日本と超国家主義に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
リチャード・ストーリィ
- 略歴
- 〈ストーリィ〉1913〜82年。オクスフォード大学日本研究担当教授。
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著者/著名人のレビュー
能書きを言う前に、...
ジュンク堂
能書きを言う前に、この本の著者を紹介しよう。
リチャード・ストーリィは、一九一三年イングランド生まれ。一九三七年にオクスフォードを卒業し、小樽高商で教鞭をとりながら、中国や朝鮮を旅行する。その後の曲折はあるものの、「一九三〇年代の日本研究」を生涯の仕事とし、オクスフォードでは日本研究担当教授としてありつづけた。没したのは一九八二年。墓誌には「日本人の心の友」とあるという。
真の意味での知日派であった著者が、満州事変から真珠湾までの一〇年間を対象に、日本国家主義結社と団体の見解と活動の内容を克明に跡づけたものである。一九五七年に出版された時点で「超国家主義者の狂気が日本の政体に再び注入されることはない、と予測はできない。だが、そういう事態になったら、そこで行われる抵抗はずっと強固で持続力をもったものになるだろう。互角のチャンスがあるはずだ」と書く。
政府・与党によって、国民や民族が国家に収斂され、そのために愛国心が強調される今、一読してもらって損はない。明快な訳文。
出版ダイジェスト:2004年8月
テーマ『昭和という時代を知る 人はどう行動し、生活してきたのか』より