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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.7
- 出版社: 講談社インターナショナル
- サイズ:20cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7700-2517-3
紙の本
免疫革命
著者 安保 徹 (著)
画期的な免疫学から見た、ガンの本当の原因と目からウロコの治療法とは? 免疫力が上がると、病気が治癒に向かうのはなぜか? 世界的免疫学者が解き明かす、ガン・アトピーのメカニ...
免疫革命
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商品説明
画期的な免疫学から見た、ガンの本当の原因と目からウロコの治療法とは? 免疫力が上がると、病気が治癒に向かうのはなぜか? 世界的免疫学者が解き明かす、ガン・アトピーのメカニズム。現代医学の盲点をつく!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
安保 徹
- 略歴
- 〈安保徹〉1947年青森県生まれ。東北大学医学部卒業。新潟大学大学院医学部・医歯学総合研究科教授。著書に「未来免疫学」「絵でわかる免疫」「免疫学問答」など。
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紙の本
目からウロコ、です。
2004/02/04 16:07
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで、「病気はお医者さんに治してもらう」
それが当然だと思っていました。
だから、注射、薬、手術、それが最良の方法なのだ、と、疑いもしませんでした。
たしかに、病気は、その症状に対する「対処」の治療をしてきました。
痛いときには、その痛みを消し、悪いものがあれば、それを取り除く。
しかし、その病気の根本的な原因を追究することはあまりされていません。
この本で、ガンや膠原病などの難病とされる病気について、原因が「ストレス」であることが述べられています。
人は、病気を自分自身で作り出していたのです。
目からウロコ、でした。
そして、やみくもに「薬」を使うことの恐ろしさ。
人は、自前の免疫力で、病気を治そうとします。
ところが「薬」が、その肝心の免疫力を潰してしまっているという事実。
結局、わたしたちは「医学」というものにあまりに頼りすぎて、自然のチカラをおろそかにしてしまったが故に、そのチカラが衰えてしまっているのかもしれません。
それは、世の中が便利になってしまったが故に、生きてゆくための智慧が衰えてしまっているのと同じなのかもしれません。
この本は、わたしにとって、「病気を治す」ということに対しての考え方が大きく変わった一冊でした。
病気の治療を考える際には、西洋医学の対処療法も、私たちの体を治すための「手助け」にすぎないと考えて過度に頼らず、自分のチカラが自分のカラダを治すための方法を考えることが、大事なのかもしれません。
しかし、医者の支持を否定するようなことは勇気がいることだと思います。
けれども、とにかく、選択肢は広がっているのです。
病気の治療を考えるということは、
よりよく生きるために、わたしたちはどうあるべきか、
ということをじっくり考える、ということなのだと思います。
このストレスの多い世の中で、ストレスを感じず、病気ひとつない暮らしができるかといえばかなり疑問です。
でも、その病気を取り除くために、生活できないくらい体力や気力が失われたり、寝たきりになってしまうというのはいかがなものかと思うのです。
もし、病気を抱えることになっても、よりよく生きてゆけることを前提にして治療を考えるというのは、とても大事なことなのだと思います。
全てがうまくいくということではないのかもしれませんが、きっと明るい道筋が開けてきそうな気がします。
わたしたちの中の「免疫」はすごいチカラをもっているんだ、
と、心強く思うのと同時に、
だからこそ、それを衰えさせずにいかなければ、
と、強く思ったのでした。
紙の本
悩みました……。
2003/08/22 20:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
私自身が難病指定の病気にかかっていて、
まさにこの中で安保さんが言っていた、
ステロイドを服用中。
安保さんは、このステロイドの長期服用
(病気の根治を目指さず、現状を維持するための
対症療法)が諸悪根源である、というような見方をされている。
たしかに、それはそうだなあ、と思う。
かといって、じゃあ、どうすればいいの?!
言うとおりに、ステロイド止めて、
絶対に治る?!
という不安はなかなか消えない。
怖い。
また、ほとんどの病気はストレスが原因、
というような言葉にも納得がいく。
じゃあ、ストレスのない生活ってどうすればできるの?!
仕事しないと、ご飯食べれないよ?!
という誰にぶつけていいのかわからない、
怒りも湧いてくる。
全部を信じて、実践するかどうかは
読んだ人の自由。
ただ、いままでは、民間療法提唱者の言葉でしかなかった、
投薬→副作用→それに対する投薬→その副作用
という病の連鎖を、大学病院の先生が言ったというところが
画期的であり、非常に評価できるのではないだろうか。
少なくとも、「治らない」と言われてきた、
様々な病気とその患者に対して、
一縷の光となることは間違いない。