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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.7
  • 出版社: ワック
  • レーベル: Wac bunko
  • サイズ:18cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-89831-516-3
新書

紙の本

プロジェクトゼロ戦 (Wac bunko)

著者 日下 公人 (著),三野 正洋 (著)

ゼロ戦とは何だったのだろうか。ゼロ戦の考え方は、日本経済や世界経済にも応用が利く。日本という企業、ゼロ戦という商品、指揮官というリーダーを丹念に俯瞰する。1998年刊「い...

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プロジェクトゼロ戦 (Wac bunko)

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商品説明

ゼロ戦とは何だったのだろうか。ゼロ戦の考え方は、日本経済や世界経済にも応用が利く。日本という企業、ゼロ戦という商品、指揮官というリーダーを丹念に俯瞰する。1998年刊「いま、「ゼロ戦」の読み方」の改題改訂。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

「零戦」の真実

2003/11/06 23:52

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北祭 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自称「零戦」マニアの日下氏と、軍事の研究者である三野氏が「零戦」をあらゆる角度から語り尽くす。特に日下氏など「“零戦における通説の間違い”について真実を調べてこれを正す」と初めからやる気満々である。

 「零戦」は、昭和12年に試作が開始され、昭和15年7月20日に正式な海軍機として完成された。その優秀さはそれまでの海軍の主力機(九六式艦上戦闘機)と比較すればすぐにわかる。操縦席に風防(キャノピー)がつき、主脚は引込式、“七・七ミリ機関銃二門”に”二〇ミリ機関砲二門”を搭載。これすべて海軍機初。重量が軽く、長時間滞空に優れ、ドッグファイトに定評があった。そして、日中戦争で華々しいデビューを遂げる。なにより、フォルムの曲線美は世界一。
 のちに海軍は「雷電」や「紫電改」を造り出すが後継機とはなりえなかった。「零戦」は終戦までの間で実に一万機以上造られるという主力機であり続けたのである。
 
 「零戦」は純国産技術で世界に勝ったとよく言われる。ところが日下氏によれば「どこが純国産なのだろうと思うことが多い」のだという。

●機銃はスイスのエリコン社のライセンス生産
●照準器はアメリカのライセンス
●エンジンの“栄”もプロペラも、アメリカの指導を受けて特許を買って製造
●ほとんど真似だらけの寄せ集め
●おまけにエンジン用の部品を加工する工作機械はアメリカ製やスイス製

 驚きである。しかし、あの時代、軍艦の多くもまた外国から購入していたのであり、それが現実であったのだ。
 「零戦」が善戦したのは開戦後の僅か半年ほどであった。それからはアメリカが新技術をもって新鋭機F6Fを投入してくるのである。もし日本に純国産の実力があったなら「雷電」でF6Fに勝てたはずだが、そうはならなかった。

 技術を寄せ集めるだけで希代の名機が誕生したわけではない。そこには一人の天才がいた。堀越二郎である。零戦のみならず、九六鑑戦、雷電、烈風の設計主務者であった。
 堀越は零戦受注時、海軍からの“あれもこれも盛り込め”という無理難題に対し、その時代に手に入る技術をすべて駆使し、天才的ひらめきによって、先端的すぎるとまでいわれる名機を造り上げた。この設計者の存在をけっして忘れてはならない。

 問題は「上が馬鹿だった」ことにあるという。海軍は、この天才に「零戦」の“後継機を造れ”“命令だなんとかしろ”というのみで部下をあてがうことをしなかった。堀越からの提案に対しても軍は返事をしなかったのだという。「上が馬鹿なだけ」そんなつまらないことで何千人もの若く優秀なパイロットが死んだのだ。このこともまた忘れてはならない。

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