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おりづるの旅 さだこの祈りをのせて (PHPにこにこえほん)
原爆症のために12歳でなくなった佐々木禎子の悲話をきっかけに、折り鶴が平和への祈りをこめて世界で折られるようになった道筋をえがく感動のノンフィクション絵本。核兵器が二度と...
おりづるの旅 さだこの祈りをのせて (PHPにこにこえほん)
おりづるの旅
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- 税込価格:7,388円(67pt)
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商品説明
原爆症のために12歳でなくなった佐々木禎子の悲話をきっかけに、折り鶴が平和への祈りをこめて世界で折られるようになった道筋をえがく感動のノンフィクション絵本。核兵器が二度と使われないように…。【「TRC MARC」の商品解説】
折り鶴は、病気平癒やスポーツの試合での勝利など、昔からさまざまな願いをこめて折られてきましたが、平和を願い、祈る象徴として折られるようになったのはそう古いことではありません。▼戦争が終わって10年たった昭和30年、原爆症のため広島の少女、佐々木禎子が亡くなり、その悲しみの中で級友たちは原爆で亡くなった子供たちの慰霊碑「原爆の子の像」をつくります。その慰霊碑は、回復を願って折り鶴を折りつづけた禎子をイメージし、大きな折り鶴を頭上に高く掲げた少女の像だったのです。折り鶴が平和祈願の意味をこめて折られるようになったのは、禎子と「原爆の子の像」がきっかけといっていいでしょう。そして、その折り鶴は今、平和運動の波にのって世界で折られるようになりました。▼この絵本は、禎子の死と折り鶴が世界に広まっていった過程を、絵と文でわかりやすく描いたものです。作家、画家の平和への祈りが伝わってくる感動の絵本です。【商品解説】
著者紹介
うみの しほ
- 略歴
- 〈狩野富貴子〉1945年高知県生まれ。広告関係の仕事を経て、絵本・さし絵の世界に入る。作品に「ちいさなチャンタラ」「おかあさんのひがさ」「熊のイチゴ放し」など。
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平和を考える導入に
2003/08/17 17:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沙羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者の、ノンフィクション『折り鶴は世界にはばたいた』(PHP研究所)をもとにした絵本。
サブ・タイトルに《さだこの祈りをのせて》とあるように、絵本にしたことでさだこさんの哀しみや無念さが一層つたわってくると思います。
さだこさんの思いは、被爆者だけでなく、当時のすべての人々の思いであり、現代の私たちの思いです。
幼い人たちに、戦争の話をするのは難しいことです。この絵本は、それを補ってくれるでしょう。
折り鶴の思いが世界中に伝わっていく過程については、『折り鶴は世界にはばたいた』に比べて物足りない気もしますが、読者対象を考えれば無理なく記述されています。
やさしいタッチの絵も、戦争の悲惨さを充分に伝えています。
この絵本を、読み聞かせして、子どもたちが平和や核廃絶を考える、導入にしてほしいと思います。