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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/239p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-001558-3
  • 国内送料無料

紙の本

内親王ものがたり

著者 岩佐 美代子 (著)

選ばれた最愛の姫君にして、最高貴の女性−内親王。神に捧げられ、和歌や物語と深いかかわりをもった内親王たちを軸にして、1200年の歴史を描く。運命を甘受しつつも、けなげに生...

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内親王ものがたり

税込 3,190 29pt

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商品説明

選ばれた最愛の姫君にして、最高貴の女性−内親王。神に捧げられ、和歌や物語と深いかかわりをもった内親王たちを軸にして、1200年の歴史を描く。運命を甘受しつつも、けなげに生きた人々の面影をうかびあがらせる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

岩佐 美代子

略歴
〈岩佐美代子〉大正15年生まれ。女子学習院高等科卒。鶴見大学名誉教授。著書に「玉葉和歌集全注釈」「光厳院御集全釈」「源氏物語六講」「永福門院百番自歌合全釈」など。

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

1200年に亘る皇女たちの物語

2008/08/14 12:50

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Soloviyova - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古代の大伯内親王から幕末の親子内親王まで、様々な人生を送られた皇女方の実像が、残された和歌や日記、物語を元に、話し言葉で綴られている。
 引用された和歌や古文には、すべて現代語訳がついており、難解な御所言葉や地名等には読み仮名、専門用語にはその場で簡易な説明がなされ、適宜詳細な系図が掲載されているので、自分で調べる難儀さが省かれ、読みやすく、理解が容易。
 1200年を3つの時代に区分し、各時代の内親王の役割を説明する構成になっているので、個々の物語を楽しみつつ、歴史書を紐解きつつ、和歌や漢詩も堪能できるという、読者にとってはこの上なく楽しい本。
 序章において「古今を問わず内親王という存在について、敬意と慎みと愛情をもって見守っていただきたい」と記しているように、表には立たずとも、長きに亘り日本の文化、伝統、精神を培っておられた皇女方への著者の尊敬と敬愛が十分に感じられる良書だと思う。

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