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商品説明
「修証義」は、道元禅師の仏法に近づく手がかりとなる読誦経典。その言葉を分解し、一句一句を味わうように解説。人が日常生活の中でどのように考え、生きたらよいかという人生の指針をわかりやすく示す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小倉 玄照
- 略歴
- 〈小倉玄照〉1937年岡山県生まれ。駒沢大学仏教学部禅学科卒業。73年曹洞宗大本山永平寺講師。現在、岡山県苫田郡加茂町の成興寺住職。著書に「道元禅師旧蹟紀行」「禅の子育て」など。
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著者/著名人のレビュー
約七七〇年前に著わ...
ジュンク堂
約七七〇年前に著わされた道元禅師の「正法眼蔵」は日本仏教の生んだ最高の聖典であり、日本精神文化の偉大な所産といわれていますが、漢字かな混じりの和文で難解な文章です。明治の中頃、その中から語句を集めわかりやすく編纂し、曹洞宗議会が読誦経典として公布したのが「修証義」です。とは言いながら、現代の私たちには、その読みも意味もなかなか理解しにくいものです。宗門きっての論客と言われる玄照和尚が現代の事象を引き合いに出しながら解説していきます。
例えば「露命を無常のかぜにまかすることなかれ」は「道元禅師の時代には、厳しい自然環境の中で子どもは自然に育ち、親離れも苦もなくできた。文明が発達し、欲望をほどほどに充足させて生きる現代は、大人が子どもを意のままに管理して育てることを望み、子どもの自立が難しい。(中略)だけれども自分がこの世を生きていることの不可思議なありがたさを自覚して生きよ」と解説します。本書は声に出して読んで(読誦)も良いし、意味を噛み締めながら黙読しても良いでしょう。
出版ダイジェスト:2004年4月
テーマ『生きる力としての宗教』より