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商品説明
作家への夢を抱いて、山の分校で教員生活を続けていた著者のもとへ、自分の娘を11歳になるまで小学校に入学させないという個性的な放浪作家がやってきた…。少年時代の綴り方帳から直木賞受賞までの文学的自叙伝。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
三好 京三
- 略歴
- 〈三好京三〉昭和6年岩手県生まれ。県内の小学校に勤務しながら小説を執筆。「子育てごっこ」で第76回直木賞受賞。一関「文学の蔵」会長、水沢「北上川倶楽部」会長。著書に「分校ものがたり」ほか多数。
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紙の本
直木賞受賞作「子育てごっこ」の裏側に迫る
2005/02/03 14:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:香世 - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎の分校の住み込み教師の下にやってきたわけアリの女の子をめぐる物語で直木賞を獲得した筆者の胸の内がくみとれる貴重な本だった。
一見、作家を目指す人のためのハウツー本のようにも受け取れるタイトルだが、そのような本とは性格が異なる。しかし作家を目指す人にとって違う意味でためになる作品に仕上がっていると思う。