ソニーの遺伝子 不可能を可能にした商品開発プロジェクト （日経ビジネス人文庫）

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投稿者：日本経済新聞社　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビの歴史を変えた平面ブラウン管テレビ「ベガ」。その、常識を破り、法則を崩して成功した商品開発の軌跡を追った迫真のドキュメント。常に時代の変化に応え、新たな価値を創り続ける「ソニーの遺伝子」とは何か？

■著者紹介
勝見明（かつみ・あきら）
1952年神奈川県生まれ。東京大学教養学部中退後、フリージャーナリストとして経済・社会分野を中心に執筆。企業の組織運営・人材マネジメントに詳しい。

＜主な著書＞
『「光の未来」に賭けた研究者スピリッツ』
『鈴木敏文の「統計心理学」』などがある。

■目次
文庫版まえがき

はじめに
I部　世界初の平面ブラウン管テレビを作る！
１章　不可能を可能にしてみろ！
２章　ブラウン管誕生100年目のチャレンジ
３章　新米はおかずなしでもうまい！

II部 “奇跡の六ヵ月”を可能にしたコンカレント・エンジニアリング
１章　それはカオスそのものだった！
２章　ソニー流「素早い開発・設計・製造スケジュール」の立て方
３章　ソニー流「自律分散とエンパワーメント」の極意
４章　製造部門が燃えた！
５章　営業部門も命運を賭けた！
６章　浸透していた中村イズム

III部　ベガ、セカンドステージへ
１章　ソニー稲沢「一夜城物語」
２章　ベガを彩る異色クリエーターたち
３章　世界最強のテレビメーカーへ
４章　意志あれば道あり

IV部　ソニーの遺伝子の今、そして、未来
ベガのその後
「大崎」に続く２つの事業再生