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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.11
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:19cm/158p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-027022-2

紙の本

進化する多国籍企業 いま、アジアでなにが起きているのか? (新世界事情)

著者 末広 昭 (著)

アジア各地に展開する多国籍メガ企業の活動は、日本抜きの経済秩序形成を告げているのだろうか? アジア経済最深部からの、驚くべき現場報告。明快に鮮やかに激変する世界の見取図を...

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進化する多国籍企業 いま、アジアでなにが起きているのか? (新世界事情)

税込 1,870 17pt

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商品説明

アジア各地に展開する多国籍メガ企業の活動は、日本抜きの経済秩序形成を告げているのだろうか? アジア経済最深部からの、驚くべき現場報告。明快に鮮やかに激変する世界の見取図を示すシリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

末広 昭

略歴
〈末広昭〉1951年鳥取県生まれ。東京大学経済学部卒。アジア経済研究所、大阪市立大学を経て、現在、東京大学社会科学研究所教授。経済学博士。専攻はアジア経済論、タイ社会経済史。

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

出版社の「守りの姿勢」が残念

2004/01/07 14:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:梶谷懐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 多国籍企業論っていうと、一般的にはマル経の人たちが得意とするテーマ、というイメージがあるけど、この本は、フィールドワークに基づいたタイ経済研究の第一人者である著者らしく、「グローバリズムは是か非か」といった大上段に構えた議論ではなくて、豊富な実証データを駆使して、アジアにおける多国籍企業の圧倒的な影響力をまず正しく認識しよう、というところから出発している。
 末広さんは、数年前に出た名著『キャッチアップ型工業化論』で、タイなどのASEAN諸国における産業構造の特徴を外資系企業、地場系企業、国営企業の3つが柱になって支える「鼎構造」として表現していた。そんなタイにおいても、金融危機後には国内の主要企業グループにおける外資保有株の比率が飛躍的に高まっているなど、もともと柱の一つだった多国籍企業のプレゼンスが群を抜いて高まっているらしい。

 このほか、いくつか衝撃的な指摘もされている。例えば、自動車産業など、大企業グループが世界レベルで行う生産・販売戦略によって産業全体の方向性が決まってしまうような産業においては、そういった大企業によっていったん生産戦略上の「周辺」に位置づけられてしまうと、もはやその地域では自動車産業の発展はほとんどあきらめなくてはならない、というのが現実らしい。東南アジアでは例えばフィリピンがそういう「周辺」地域にあたる。そういった地域では金融危機後の経済の回復も立ち遅れるなど、さまざまな不利益をこうむることになる。
 また、これだけ世界的企業のブランドやマーケティング力が幅を利かすようになると、途上国の企業にとって、かつては台湾企業などを中心に一種の後進工業国にとってのモデルとされていたような、有名メーカーの委託生産(OEM)から出発して、いつかはオリジナルブランドへ、というコースはもはや望むべくもない。せいぜいそういった世界ブランドの「隙間」をねらって自分のポジションを見出していくしかないらしい。
 もちろん、近年の中国経済の台頭も、そういった多国籍企業中心の世界経済秩序の再編において大きな役割を果たしている。というわけで、日本なども巻き込んで進行しつつある「グローバル化」なるもののリアルな一面を知るためには手ごろな一冊だといえるだろう。

 注文をつけるとしたら、本の体裁、というか出版社の姿勢だろう。だいたいこの『新世界事情』というシリーズ、通常のビジネス書と比べてもかなりページ数が少なく、でも価格は同じで、とあまりお買い得感のない作りになっている。で、ページ数を抑えた結果か、ちょっと説明不足かな、というところが見受けられる。例えば、終章で「地域の問題を地域で解決する」という言い方で、今後アジアにおける自立的な経済秩序建設の可能性を論じているのだが、それまでの章でこれでもか、と多国籍企業の圧倒的な存在感を強調していたのを考えると、ちょっと整合性に欠けるような気がする。ここはもう少し言葉を補って丁寧に論じて欲しかったところだ。
 もともと豊富なフィールドワークを身上とする著者には、現地調査の結果などもふくめてもっとボリュームのあるものを書いてもらい、それを廉価で売る努力をしてもよかったのでは、という気がする。その点、岩波の「守りの姿勢」が足を引っ張っている、という気がしないでもない。

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