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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.12
- 出版社: 真興交易(株)医書出版部
- サイズ:19cm/181p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88003-115-1
紙の本
そこに酒あり煙草あり 酒と煙草を楽しむための医学書
著者 橋内 章 (著)
煙草だってまんざら体に悪いわけじゃない! 嫌われものの煙草について最新の医学・科学知識を整理し、お酒についても調べ直す。愛飲・愛煙家へ送る、医者である著者からのエール!【...
そこに酒あり煙草あり 酒と煙草を楽しむための医学書
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商品説明
煙草だってまんざら体に悪いわけじゃない! 嫌われものの煙草について最新の医学・科学知識を整理し、お酒についても調べ直す。愛飲・愛煙家へ送る、医者である著者からのエール!【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
出版社からのオススメ
2004/06/05 03:15
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投稿者:医学書売 - この投稿者のレビュー一覧を見る
健康増進法の施行以来、喫煙などは「悪」そのものとされてきた。だからよもやその風潮に真っ向からヌケヌケと挑戦する医師などいるわけは無いと思っていたし、また、四角四面の医学書籍を扱ってきた弊社が喫煙の本など出版することなどないと思っていた。
が、しかし、原稿が大変面白かったのである。
ただの屁理屈を並べたものならば、お帰り願ったところだったが、さすが医師、データを駆使して喫煙の医学的利点を述べている。神経疾患・精神病・潰瘍性大腸炎などには喫煙は有効であるのだ。けど、慢性閉塞性肺疾患の方や虚血性心疾患の方たちは吸っちゃ駄目よ、と。なるほど。これは軟らかい文章に包まれてはいるが立派な医学書である。
ほかには…酒・煙草の歴史とそれにまつわるエピソードなどなど…トリビア状態。そして、最後は過剰なまでの「嫌煙運動を20世紀前半の禁酒法の反復である」と喝破。痛快である。
そんなわけで弊社より大々的に出版されたがこの書籍である。ビールの一杯目、食後の一服に似た美味と満足が得られる贅沢な一冊。是非ご一読を。