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文庫

紙の本

平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)

著者 田代 裕彦 (著)

平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)

税込 594 5pt

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評価内訳

紙の本

不思議な文体から繰り出される、大正浪漫薫る本格探偵小説!

2005/05/13 20:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

○○賞受賞作!と華々しいタイトルがついてる作品には、必要以上に期待をしてしまう私がいます。本書も第3回富士見ヤングミステリー大賞受賞作ということで、読む前からすでに私の心の中に高いハードルが。(笑)

で す が!

★の数でもわかって頂けると思いますが、大満足vv
いや〜、久しぶりに「良い作品」に出会えた気がします。

舞台は大正十二年。日本を代表する「江戸川乱歩大先生」がまだ新人作家だった頃の話であります。
乱歩の作品の素晴らしさを目の当たりにした探偵小説評論家兼作家である池谷氏は、自分の才能に対して悲観的な思いを書き綴った日記を残し、家の庭で自殺を謀ります。
家の出入り口には池谷氏の奥さんが、更には庭に通ずる小道には隣のたばこ屋の目が光っており、「誰も通っていない」と証言。さてはて、現場は密室状態であったことが判明するのであります。

噺家さんの語り口調をそのまま文章化したような、独特な地の文が不思議な味を出しており、最初はちょと読みづらいとさえ思っていた文体が読み進めるうちにだんだんクセになっていきます。
また、随所に使わているカナ文字が効果的で、大正時代の口語調を上手く表しているように感じさせ、キャラクターをより引き立ててます。
特に探偵役の骸惚先生と澄夫人は魅力的。こういうライトノベルで既婚者のキャラクターが全面的に出されているのは珍しい気がしましたが、夫人あっての骸惚先生です。二人の微妙な力関係も本書の読みどころかと。(笑)
主人公の河上くんもお調子者で軟弱な青年っぷりが皆に愛されるキャラで、涼嬢を始めとする「強い」ご婦人方との対比が面白いです。

また、著者のミステリに対する誠実さが随所に滲み出ており、上記の乱歩のくだりや、「モルグ街の殺人」の登場、骸惚先生の口を借りて語る密室論など、ミステリファンの心をくすぐる小ネタも満載です。
犯人の動機に関しての考察では、森博嗣氏の「黒猫の三角」を思わすような哲学的な一面をも見せてくれます。
ミステリを読みなれた人ですと、容疑者の少なさゆえ犯人はすぐにわかりますし、密室トリックに関しても少々拍子抜けする点もありましたが、きちんとした「本格」の枠組みの中で新しい楽しさを見出してくれる本書には、ライトノベルとしての魅力が存分に詰まっております!
是非2巻も手に取ってみようかと。楽しみが増えました♪ありがとう。

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2004/11/17 04:20

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2005/09/24 02:34

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