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紙の本
神社若奥日記 鳥居をくぐれば別世界 (祥伝社黄金文庫)
著者 岡田 桃子 (著)
〔「嫁いでみてわかった!神社のひみつ」(祥伝社黄金文庫 2016年刊)に改題増補改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
神社若奥日記 鳥居をくぐれば別世界 (祥伝社黄金文庫)
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紙の本
神をも畏れぬ奮“笑”記。笑う門には福来る。で、ご利益あるかも。
2004/06/12 22:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゃりママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で平積みされていると目立つのなんの。なんてったって、表紙がピンクなんだから。さては名前の「桃」子にシャレでかぶせたな(全然違っていたりして)。
著者は、イラストレーターの男性とごくフツーの結婚をしたはずだったのだが、ちょっと違っていたのはお相手が2000年余り続く神社の跡継ぎだったこと。当然、彼女も神社の若奥さまの座に就くことと相成った。
日本人の生活にかなり浸透している存在の神社だが、じつは敷地内に入ると関係者でないと知らないことも多いはず。
インド生まれのサラリーマン家庭に育った彼女もご他聞にもれず、見るもの聞くものはじめてのことばかり。ビックリしたこと、とまどったことも含め、体験談がコミカル(失礼!)に描かれていて、止める気にならないと一気読みしてしまいそうなのでご注意を。ちなみに著者の名誉のために付け加えておくと、もちろん神様への崇敬の念も忘れてはいないのだ。
本文下には写真や語句の注釈付き。神社の用語解説から登場人物の経歴紹介まで種々雑多もとい至れり尽くせり。「神主の装束が似合う夫」君があっという間に描いてくれたという百以上のイラストも実に微笑ましいというか羨ましいというか。
巻末には付録として、参拝の作法まで紹介する手の込みよう。しかも英訳付きときたもんだ。
さすがの神さまたちも苦笑どころじゃ済まないだろう。
紙の本
愛がこもった神社入門書
2005/08/27 00:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:s@ひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フリーライターをしていた筆者が縁合って、2千年も続いている神社の若奥様になり、知っているようで知らない神社のあれこれを解説してくれる、いわば神社入門書のような本だ。しかし、語り口が平易で、現代っ子の筆者の目線で書かれているので取っつきやすいし、お嬢様として育った素直で個性的な彼女の人生観も面白いし、何より、彼女の神社への敬愛が込められているのが端々に見られ、読んでいるものが何となく暖かい気持ちになるのがいい。おまけに、ちびマル子に似たイラストの作者は神主であるご主人なのだ。ちょっと、お勧め。