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商品説明
不良少年だからこそ、できることがある! 暴走族ブラックエンペラーで暴れまくり、家庭崩壊、喧嘩、シンナー、高校中退と非行の限りを尽したヤンキーが、自らの小さな成功体験で未来を切り拓いた経験を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
金崎 浩之
- 略歴
- 〈金崎浩之〉1963年東京都生まれ。定時制高校から京都外国語大学英米語学科へ進学。卒業後フリーターをしながら司法試験の勉強を始める。現在、弁護士。法律事務所北斗開設。
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著者/著名人のレビュー
先生になるヤンキーが...
ジュンク堂
先生になるヤンキーがいれば、弁護士になるヤンキーもいる。小学校の頃から喧嘩に明け暮れ高校も中退した筆者が、いかにして大学に入り、司法試験にまで合格したのか。あきらめなければ夢は叶う。ヤンキー弁護士の挑戦は続く。
紙の本
よくある不良の更正物語とは一味違う
2004/03/26 22:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みいしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不良から立ち直り猛勉強の末弁護士へ…というと、大平光代さんのベストセラー「だから、あなたも生きぬいて」が思い浮かびます。
出版社も同じ講談社。「な〜んだ、二番煎じじゃないか」と思うのは大間違いです。
人生はそれぞれ違います。不良となる道も更正するきっかけも人それぞれです。
金崎さんの人生を変えたターニングポイントの一つが偏差値38からの高校受験でしょう。「お前の行ける普通高校は無い」と言われ、奮起して猛勉強して都立高校へ無事合格。
せっかく合格した高校も怠学の為中退。
しかし、頑張れば成績は上がるという成功体験が大学受験・司法試験と諦めずに頑張る原動力となります。
「ごく稀にしか起きない凶悪かつ病的な特異的少年事件と、大多数の不良少年やヤンキーが起こす喧嘩沙汰や傷害事件を一緒くたにするな」と後書きに書いてあるが、金崎さんのワル時代の喧嘩沙汰や暴走行為は褒められないにしても思春期の少年なら少し間違えると誰でもおちいる可能性のあるワルの道だと思う。
道を踏み外した少年達がある程度の年齢になった時に自然に普通の生活ができる大人になる道をつけてあげる事が大人の義務だと思いました。
ひとつだけ気になったのは、金崎さんはシンナーからそれ程苦労しないで卒業できたようだが、薬物の作用は個人差が大きくシンナーから抜け出せない子供も多いという事も書き添えて欲しかった。
青少年の薬物問題と取り組んでいる水谷修さんの「薬物乱用」もぜひ読んで欲しい。