「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
市場型間接金融の主役として金融システム・政策・サービスに大きなインパクトを与える「証券化」を総合的に学習するための解説書。金融システム、会計、税制等の各領域を通じて考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高橋 正彦
- 略歴
- 〈高橋正彦〉1954年生まれ。東京大学法学部第1類卒業。日本銀行金融研究所調査役などを経て、現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究所教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
研究者、実務者、学生にイチオシ
2004/07/13 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨウスケのパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
証券化の概論書はこれまで複数出版されてきたが、これまでに理論的、学術的で、かつ、現実の実務を踏まえた証券化の概論書は類書をみない。証券化は法律・会計・税務上の技術的な側面があり、信用リスクの分解・移転や金融仲介機能のアンバンドリングといった経済学的な関心の対象となる一方、証券化市場では各参加者・関係者が知恵を絞り、仕組みやリスク評価手法に常に変化・進化が起きている現実でもある。著者は「1理論・制度・実務の各面にわたり、2法律学・経済学(・会計・税制)の各専門領域にまたがり、3研究書・概説書を兼ねられる、本格的な著作を目指した」と本書のはしがきで述べているが、その企図は高度に達成できているように思える。これだけ内容が多岐にわたり、しかも極めてレベルが高い著作であるにもかかわらず、本書は複数の著者による共著ではなく、単独の著者による作品であることは驚きに値する。学際的な論考であると同時に、現実の証券化市場の動向も解説しており、研究者や学生から証券化市場の第一線で活躍する実務家に至るまで、広い読者層にとって興味深く読み進められ、きっと得るものがあると思われる本である。学術的で実用的な証券化概論書の決定版。