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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.9
- 出版社: 佼成出版社
- サイズ:19cm/310p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-333-02098-0
紙の本
仏眼 よみがえる金口直説 昭和の名僧が語る「自然・人間・科学」
著者 武藤 義一 (聞き手),山本 秀順 (著),山田 霊林 (著),大森 曹玄 (著)
元在家仏教協会会長、故・武藤義一氏による名僧インタビュー集。万能主義の世の中にあって、科学を超えた普遍的な人間問題に名僧との対話を通して挑んでゆく。1976年刊「徹して生...
仏眼 よみがえる金口直説 昭和の名僧が語る「自然・人間・科学」
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商品説明
元在家仏教協会会長、故・武藤義一氏による名僧インタビュー集。万能主義の世の中にあって、科学を超えた普遍的な人間問題に名僧との対話を通して挑んでゆく。1976年刊「徹して生きる」の改題。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
武藤 義一
- 略歴
- 〈武藤〉大正7〜平成12年。秋田県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。埼玉工業大学学長、在家仏教協会理事長などを務めた。
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著者/著名人のレビュー
本書は、工学博士に...
ジュンク堂
本書は、工学博士にして在家仏教協会理事長であった故・武藤義一氏による昭和の名僧三師との対談集である。環境、教育、生命、生きがいなど多岐にわたるテーマを通して、混迷の現代に生きる我々に揺るぎない人生の指針を与えてくれる。
なかでも、高尾山薬王院第三十一世貫首、故・山本秀順師との「山の自然とともに」と題された対談は、自然と人間との関わり方を仏教の視座から考えるうえで興味深い。
師は、仏教において「四無量心」――各々に「慈・悲・喜・捨」と名付けられた四つの愛情の概念が存在すると言う。そのうちの「捨」とは、道端に咲く花も手折らずに「そっとしておく」愛情であると説くのである。
自然を利用するのではない、自然のおかげで生かされているのだと言う謙虚な世界観に裏打ちされたこの精神こそ、自然と人間との調和の最たるものではあるまいか。その意味するところは今後ますます大きくなってゆくと思われる。環境問題の未来に向けた提言の書として、おすすめしたい。
出版ダイジェスト:2004年11月
テーマ『地球は警鐘を鳴らしている/環境の過去・現在・未来を考える』より