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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.11
- 出版社: リットーミュージック
- レーベル: ギター・マガジン
- サイズ:31cm/95p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8456-1130-0
ソロ・ギターのしらべ 法悦のスタンダード篇 名曲で綴るフィンガー・エクスタシー (Guitar magazine)
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紙の本
★人気シリーズ第6弾!映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌「シー」など、今回も名曲を多数収録。
2004/11/19 23:21
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投稿者:おーなーしぇふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソロ・ギターとは、ギター1本で伴奏・メロディとも演奏するスタイル。その教則本として人気を得ている「ソロ・ギターのしらべ」シリーズ(略称:ソロギシリーズ)。本書はその第6弾である。全32曲(+1)収録、TAB譜付き。著者自身の演奏によるCD付属。
今回はバラード、ブルース、ロック、懐かしのスタンダード、フュージョン、映画音楽からアニメソングと、シリーズ中でも特に幅広いジャンルから選曲。これまで権利の都合で譜面使用ができなかった「ワンダフル・トゥナイト」、「ベル・ボトム・ブルース」も掲載されているなど、魅力的な名曲が多数収録されている。
例えば、映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌「シー」。誰もが一度は耳にしたことがある曲では? 曲のまとまりと長さもちょうどよく、人前で弾いてもウケがよさそうだ。難易度も中レベルで、練習にも取り組みやすいはず。
それから「セパレイト・ウェイズ」や「ハイウェイ・スター」のアレンジも注目。バンド曲をギター1本でどのように演奏するのか? ぜひあなた自身の目と耳で確かめて欲しい。
意外性を狙うなら、お色気ギャグ・アニメの主題歌「キューティーハニー」がいいだろう。ひたすらマジメにサラリと弾いてしまえれば、歌と演奏のギャップにウケること間違いなし?
なんといっても圧巻は、巻末の「名手紹介:ラガマフィン/マイケル・ヘッジス:完全コピー譜」だ。左手によるストローク、右手によるタッピング・ハーモニックス、左手だけでリズムを刻むハンマリングとプリングの繰り返し、ボディ・ヒットなど、故ヘッジスの特殊奏法が忠実に再現されている(例えるなら、押尾コータローのイメージ)。ぜひ挑戦して欲しい。
正直なところ、巻数を重ねるごとに難易度が上がっている。どの曲もマスターするのは容易ではない。中級レベルを自負する人でも、1曲マスターするのに相当の時間がかかるだろう。それでも、この魅力的な収録曲の数々を目にすれば、一度は弾いてみたいと思うはずだ。
ソロギファンには、ぜひともオススメしたい1冊である。
※なお、ソロギ初心者には「ソロ・ギターのしらべ」第1弾から始めることをオススメする。こちらのほうが難易度がやや低く、やさしい内容となっている。
●著者の公式サイト
http://bsvmusic.pos.to/
※各シリーズの正誤表も随時掲載されているので要チェック。
●曲目紹介ページ
http://bsvmusic.pos.to/04_guitar/sg6/i_sg6.html
●出版社ページ
http://www.rittor-music.co.jp/hp/score/guitar_data/04417201.htm
※選曲についての編集担当者のコメントあり