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商品説明
日常の会話に注目すると、私たちは冗談やからかいなどがない発話のもとでもしきりに笑い声を立てていることに気づく。会話の現場における笑いの諸相を取り出し、笑いが醸し出すコミュニケーション上の豊饒な機能を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
谷 泰
- 略歴
- 〈谷泰〉1934年福岡県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。京都大学人文科学研究所教授等を歴任し2004年に退職。著書に「「聖書」世界の構成論理」など。
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紙の本
出版社コメント
2004/11/30 14:00
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投稿者:以文社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒトはなぜ笑うのか? そして笑うわたしたちは、なにを経験しているのか? 笑いへの認知科学、言
語学、人類学、哲学的アプローチによる考察!
本書が扱う〈笑い〉は、いわゆる「お笑い種」における〈笑い〉ではない。身近で、ごくありふれた日常の会話の現場に注目してみると、わたしたちは、冗談や、からかいなどがない発話のもとでも、しきりに笑い声を立てていることに気がつく。本書は、この会話的コミュニケーションの現場における笑いの諸相を事例を通して具体的に取り出し、笑い手のなかに立ち現れる認知的視界を描いて笑いの生起条件を明らかにするとともに、笑いが醸し出すコミュニケーション上の豊饒な機能を明らかにする。
谷 泰(たに ゆたか)
1934年福岡県生まれ。京都大学名誉教授。『牧夫フランチェスコの一日』(1976年刊、エッセイスト賞)以来、日本では珍しい牧畜文化の研究の第一人者。その成果は、『神・人・家畜』に結実している。『文化を読む』人文書院(1991)以来、会話分析による認知科学的アプローチで新たな人類学を展開。