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商品説明
インターネットの商用化が始まって10年、今やケータイの契約台数が約8500万台。私たちの生活・文化・社会は、今どのように変化し、どこへ向かっていくのか。これからのネット社会を考えるための必須の基礎知識ガイド。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
桜井 哲夫
- 略歴
- 〈桜井哲夫〉1949年足利市生まれ。東京経済大学コミュニケーション学部教授。
〈大榎淳〉1962年佐賀県生まれ。東京経済大学コミュニケーション学部助教授。メディアアーティスト。
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紙の本
『入門講座デジタルネットワーク社会』について
2004/12/22 18:25
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投稿者:桜井哲夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今やケータイの契約台数は8466万5300台、朝日新聞社の全国世論調査によれば、国民の64%がケータイを使う。1996年12月、日本でのインターネット利用者数は、510万人(インターネット協会の推定値)にすぎなかった。だが2004年2月のインターネット利用者数は6284万人となった。今国民の40%がインターネットを利用する。
10年前には、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスを創設した楽天株式会社は影も形もなかった。アマゾン・ドット・コムもこのビーケーワンもなく、メールマガジンも「2ちゃんねる」もなかった。
この10年間の変化は、あまりにも急激だったため、何が起こったのか、どのようにわれわれの生活が変わったのかについて、包括的に説明してくれる書物はこれまで存在しなかった。あるのはインターネットの入門書や技術解説書のたぐいか、はたまたネット企業関連のあやしげな本ばかりだった。
本書は、おそらく初めて1960年代以来の対抗文化思想から、ポストモダニズム思想までも組み込んで、デジタルネットワーク社会について論じた書物となる。
本書は、60年代論やフーコーらの現代思想、若者文化論などを論じてきた桜井が主導し、1980年代に粉川哲夫らと共に自由ラジオ運動を担い、様々なネット上の社会運動や芸術・パフォーマンス運動に明るい大榎淳とハッカー文化やリナックスに通じている北山聡とが協力して現在考えら得る限りの最新のデータを提供しつつ、今日のデジタルネットワーク社会について解説したものである。