紙の本
闇と萌えと優しさと
2005/04/17 20:15
12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃあな - この投稿者のレビュー一覧を見る
都会の片隅、ふたりきりで暮らすクロエとミサキ。
クロエは風変わりな小説家。ミサキはある事件をきっかけに、吸血鬼の血族となり、光を浴びることもかなわないが、心はいたって年相応の、純粋な少女だ。
ひっそりとした二人の生活には、時に闇がしのびよる…。
いいっすね。Gunslinger Girl+PaPa told me+ちょっと奥瀬早紀風味。
クロエとミサキの静かな日常の描き方もいいが、オカルティックな事件との絡みもよく研がれていて無駄がない。この世界における吸血鬼の設定の出し方も、焦らさず親切になりすぎず興味をそそられるさじ加減だ。
作者は「ブギーポップ・デュアル」の高野真之。
あの時は、そっくりなクローン人間ばかり描く作家だと思ったが、本作は(キャラが少ないからと言えばそれまでだが…)クロエとミサキの理解者・科学捜査課のサイノメさんも雰囲気のある美女でいい感じである。
いや、何よりもミサキちゃんが! ミサキちゃんのお洋服を見るだけでにこにこ出来るぞ! コートもパジャマもおでかけワンピースもかわいい! かわいいぞ!!
めずらしい事に本作では、作中の時間が夜の時は、コマ外の画面が黒く塗りつぶされている。なんか夜になると画面が暗くなるRPGみたい。
最初は回想シーンがずいぶん長いんだなと勘違いしたが、納得してしまうと重苦しい雰囲気が出ていて面白い手法だ。
普通の漫画でやったらめまぐるしくてたまらないだろうが、本作ではそれによって、闇の世界でしか生きられないミサキの呪縛がより一層伝わってくるではないか。
さあ、今すぐ発注! おっとその前に、作者公式サイトで予告漫画を忘れずにチェックだ!
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まだ一巻しか出てないのでなんとも言えませんが、絵柄はかわいらしい。吸血鬼のミサキちゃんが可愛いです。
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ヒロインのみさきがプリチー(*´д`*)
全体的にセピア色がかったような雰囲気の素敵な絵も魅力です。確実におすすめの1冊!
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小説家の青年クロエと吸血鬼の少女ミサキのストレンジラブストーリー。ガンスリンガーガールと似た「匂い」を感じますが、ゆったりほんわかしています。
前にどこかのサイトで紹介されていて、頭の片隅に残っていたんだけど、普段あまり行かない本屋さんで平積みされているのをみかけたので購入。
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吸血鬼少女・ミサキと小説家・クロエの日常を描いた作品。吸血鬼と言ってもミサキは血を吸わず、クロエも小説家であると同時に対吸血鬼のプロフェッショナルでもある。クロエは自らの姉をさらった吸血鬼を追っているが、それ以外は専ら物書きや探偵、ミサキと時間を共にしている。ゆっくりとした展開と独特の描写に好感が持てる。これからの二人の展開を見守りたくなる、そんな作品です。
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久しぶりに大好きな漫画に出合ったかんじ。現代の日本を舞台にした吸血鬼の女の子と小説家兼探偵の青年の不思議な話。あんま怖くない推理の無いケイゾクってかんじか(笑)。オカルト好きもぜひ。
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吸血鬼ミサキと小説家の青年クロエのラブ(?)ストーリー。一生懸命なミサキと優しい(そして鈍い)クロエが素敵です。
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不思議な目を持つ小説家クロエと吸血鬼少女ミサキのお話。吸血鬼ながら、まだ変化して間もないのか、年頃の少女らしいミサキが可愛らしいです。設定はハードですが、中身はゆったりした空気の優しい物語がつづられています。
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表紙に惹かれて購入。
って表紙表示されないのね(涙)
でも、カバーが傷だらけでちょっとショックでした。
(内容と関係のない感想)
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夢を見る。それは愛しい人の腕に抱かれて見る優しい夢―。
吸血鬼の少女・ミサキと小説家のクロエは今日も街の片隅でふたりだけの優しい時を刻んでいく―。
吸血鬼モノの常識を打ち破るミサキとクロエのストレンジラブストーリーついに単行本化!ふたりの日常を綴った書き下ろし短編も収録!!
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吸血鬼ものですがいままでと少し違うような感じがしないでもないです。吸血少女ミサキと小説家クロエの話ですが、年がすごく離れてます。女の子が年下ですがすごく女の子しててかわいいのです★
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吸血鬼の少女・ミサキと小説家兼探偵のクロエの日常を描いた作品。帯の文句の通り、作品全体が穏やかで優しい空気に包まれてます。通り魔とか殺人犯が出てきたりして、もっと殺伐としてもおかしくないのですが。やはり、ミサキとクロエの醸し出す、「うわーー」と言いながら転げまわりたくなる雰囲気のせいですかね。独り身には毒です。「ちゅーーを …しろ」は名言。 アンティーク風の家具がいい味出してます。こういう家に住んでみたい。
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月刊誌『電撃大王』にて連載されていた、同作者(作画)の『クロノスへイズ』を一時休載して連載を開始した作品がこれ。
吸血鬼【ミサキ】と奇妙な過去を持つ【クロエ】の、特殊な事件に遭遇したり、あま〜い(?)日常を綴った作品。ミサキの吸血鬼に重きを置くより可愛らしさを多く見せているので、事件の面と日常の面を読み進めて行く上でその差に戸惑うかもしれません。ミサキ、クロエを取り巻く事件とこの二人の関係、二巻以降でどう変化していくかが気になります。
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微妙にロリータ?(笑)
穿った見方をすれば、かなりロリコン的な要素も無いわけでもない。ただ、そう言う雰囲気はそれ程見えない。あくまでも、静かに、そして厳かにと言う感じで物語は進んでいくので、今流行のロリコンとか幼女趣味に馴染めないと言う人でも楽しめると思う。と言うか、クロエがカッコいい。(そこか)
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吸血鬼の少女ミサキと小説家兼探偵の青年クロエのお話。クロエが訳ありで、それについて徐々に解明されていくのが楽しみ。