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現場で育てられた技術者はテストについて体系的な知識を学ぶことはほとんどない。本書ではテスト全体の流れを広く浅く学ぶことができる。テストについての勉強をしようと思ったとき、最初の一冊として最適。
ソフトウェアテストは生産的ではないが、想像力を要する仕事だと感じられる。テストは具体例を示すのが非常に難しいので、一般的に書籍では抽象化されたものが技法として記述される。本書ではさらにテスターの意識や考え方といったものを学ぶことができる。バグを発見するには論理的な手法を知っているだけでは足りないのだ。
ただ、あくまで入門書なのでテストの専門家を目指すのであれば不十分であることを付け加えておく。
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本業ではないが、業務上、必要に迫られ読破。
プログラムテストの基本が書かれているが、
実は面白いのは、コラム。
専門でない人も、ソフトの面白さを垣間見て、
コラムも楽しめるお得な本です。
著者の豊富な体験から面白いことが書かれている。
「できません」と言えない日本人。
日本人は、スケジュールが厳しくても
「できません」とは言いません。
アメリカ人は平気で「できねーよ」
と答えます。
日本人は、依頼した全ての業務が、
期限内に終わるスケジュールを書きます。
アメリカ人は、重要な事項に絞ったリーズナブルな
スケジュールを立てます。
しかも、夏季休暇、冬期休暇もしっかりと予定されています。
これは、笑えない話です。
私も「いかに捨てるか」ということが大事だと
考えていますが、「できません」とは、正直、言えません。
「厳しいです、難しいです」が精一杯です。
う〜ん。俺って弱いなあ・・・
2006/1/16
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平易な内容なのでとっつきやすい。
ソフトウェアテストを学び始めようとしている人に適している。
自分の職場がいかに前近代的かがわかり落ち込んだ。
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http://blog.setunai.net/20050909/%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88/
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ソフトウェアに対するテスト工程の解説書
取っ掛かりとしては網羅しているのでベストでは。
これ1冊でソフトウェアテストができるようになるわけではないが、参考にすべき書籍の紹介もあるのでやさしい本。
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世の中テストができないやつが多すぎる
この本は入門書だが、テストをする上での観点、テスト方法が記載されている。
この本を読んでるだけでもだいぶ違う。
かなり役立った。
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テストについて分かりやすく?書いてある本
ただコードが書いてる部分なんかは分かりにくく感じる。
コードの内容の説明が無くて、テストの値だけ書かれてもね。。。
仕様分からないとテストなんて出来ないよって感じかな。
まぁしかし考え方が浅く広く載ってたから、
ためになると思う。
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「知識ゼロから学ぶ」というタイトルに惹かれて読んでみた。
残念ながらタイトルに偽りありで、簡単とは言えコードが例示されているので知識ゼロでは学べません。説明も平易なんですが、ところどころ理解しづらいところがあります。
ソフトウェアテストについて基本的なところはまとめてありますが、2,400円はちょっと高いかもしれません。紙質を落としてもいいので、1,200円だったら★4つでした。
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知識ゼロからの名のとおり、基礎的な内容から始まっています。著者は日本人なので当然日本語も読みやすいのですが、海外経験が長いようで頭の中は完全に欧米人。そこここに、こういう商用ツールがいいよって出てくるんだけど、日本の企業ってこういうところになかなかお金を使いたがらない。財布を握っている人への説得コストがものすごくかかる。ことによっては対して根拠のないコスト削減シナリオも作らないといかん。「テスト自動化の本当の問題点」という項は参考になります。特に「(テストを自動化するための)トレーニングコースの欠如」という問題は確かに大きい。あまり情報がないし誰も教えてくれない。
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テストってどんなことやるといいの、実際問題、といったことについての入門書。この本だけで何かできるようにはなりませんが、最初の概論として読むにはいいかも。
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プログラミングの経験があれば全く難しくない。多くの専門書に比べれば量が少ないのですぐに読み切れるのも利点であり、作者が様々な有名企業を渡り歩いてきたということもあり内容も具体的でおもしろい。
プログラマも最低これくらいのテストの知識は持っておいた方がいいと思うが、これを読むだけで即テストを実践とはいかない。本格的なテストの本の橋渡しにちょうどいい感じの本。
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ソフトウェアテストの入門書として最適の一冊です。筆者のホームページを見ても分かるのですが、ソフトウェアテストという仕事が好きで誇りを持っている人が書いた本です。
http://juichi.blog.so-net.ne.jp/
とてもおもしろく読み進めることができますし、内容は多数の論文の裏を取ってあって正確(初版には誤植?はありましたが)です。また、随所に筆者の考えが述べられていて迷ったときの指針になります。
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そんなに重くなかった.大体3日ぐらいで読み終えた.
内容的には,前半がテスト技法の話で後半が実務の中でどうやってテストを行うかについての話.前半部分はソフトウェアテストなどを研究したいと思っている大学生にも読む価値があると思う.参考文献には結構論文の引用が多いので読んでみてもいいのではないかと思う.
後半の内容は実務の中でソフトウェアテストをどう行うか,という話が中心になるので,ソフトウェアテストを実務にしている人が対象になるかと.実際に行う際の苦労話なども書かれている.
全体的な公正としてはフランクで字も大きいためサクサク読むことができる.入門書としては良書だと思う.
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本当に基本を分かりやすくまとめて書いてある。
基本を時間かけずに知識としていれときたい、という用途。
もうちょっと深堀したかったらコレ読んでねって参考文献もちゃんとある。
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【2章】ホワイトボックステスト
①制御パステスト
②データフローパステスト
③静的解析ツール
【3章】ブラックボックステスト
①同値/境界値分析
②ディシジョンテーブル
③状態遷移テスト
④ランダムテスト
⑤エラー推測
【4章】システムテスト(ソフトウェアの性能をチェック)
①構成テスト(OS,PCメーカ、プリンタメーカなどの構成)
②負荷テスト
③パフォーマンステスト
④ユーザビリティテスト
【6章】その他のテスト
①スモークテスト
②回帰テスト
【8章】メトリックス(基準とすべき尺度や指標)
①バグの数を管理
②バグの修正にかかる時間を管理
③各モジュールごとのバグの数を管理
④コードカバレッジ
⑤ソースコード行数(追加・削除される行を管理)
⑥バグ密度(=バグの数/KNCSS(コメント分を除くソース))
⑦複雑度