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商品説明
瞑想によって、心の平安を獲得できる。ストレスの強い現代の競争社会の中でも豊かな人生を歩めるようになる。あの「AIBO」の開発責任者がやさしく伝授する、現代人のための実用的かつ合理的な瞑想入門。01年刊の改訂版。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
瞑想を実践してみると…
2005/03/28 00:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、瞑想の実践本である。特定の宗教は一切関係ない。
私は、この本を読んだことを契機に、また瞑想を始めてみることにした。この本は特定の宗教については述べていないが、チャクラについては、その開発法が詳細に述べられている。
人間には7つのチャクラがあるという。私が思うにチャクラとは、多分「気節」なのではないだろうか。たとえばリンパ節のような。リンパ節は人間の体を維持するために大切なリンパ液を生産、循環させる器官である。チャクラもそれと同じようなもので、人間の体に大切な「気」を生産、循環させているものではないだろうか。ただし、「気」については、筆者の考えを参考にすると、実はこの世界で一定量のもので、外部から取り込む物かもしれない。ならば、チャクラは「気」のアンテナのようなものかもしれない。
チャクラの詳細な解説は、別の本に譲るとして、ここでは、実際にそのチャクラの活性化の方法を瞑想の形として具体的に紹介している。
さて、そこで、しばらくチャクラを意識した瞑想を試みたのだが、わかったこと、感じたことが出てきた。私が感じたことは、こうである。
「人間って、他の生き物の命をいっぱい食べているんだなあー。他の生き物は、人間に食べられているんだなー。ということは、人間に自分たちの住んでいるこの星を託しているんだなー。そうするとやっぱり、人間ってのは、とっても思い責任を担っているんだなー。それをきちんと感じていかないといけないんだなー」
とにかく皆さんも、この本を参考に瞑想を始めてください。この本は、話がチャクラまでおよび少し高度かもしれませんが、まずは、静かな時間をつくって、その中でじっと目を閉じて、できるだけ何も考えない時間をすごしてください。それが瞑想の基本だと思います。具体的な方法論が必要なら、ぜひこの本を読んでください。もし、理論が必要なら同筆者の「運命の法則」を読んでみるとよいかもしれません。
そうすることで、きっとあなたの中にも何かが生まれるはずです。
最後に、この本では、非常に興味深いことを引用していましたので、それを紹介します。
『瞑想の効用は、免疫力が上がるとか、健康が増進するとか以外に、ある地域の住民の1%が瞑想を行えば、その地域は病人が減り、犯罪率がさがるというレポートもある』そうです。
ほんの少しの人でもいい。瞑想をする人が増えれば、地球は変わるかもしれません。いままで、自分は非力でなんにもできないと嘆いていた方も、ぜひ瞑想をすることで、なにかが変わるのではないかと信じて、やってみてはいかがでしょうか。
この本と、そして瞑想することを強くお勧めいたします。
紙の本
「目的も無く」ただ生きることはできるのに、「何も考えずに」ただ座るのは難しい。
2008/12/07 01:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
目的を持って生きることは、なかなか難しい。ただ目の前のことにとらわれて、動き回り、気がつくと同じ場所をうろうろ。目的を持っているようで、結果、持っていないのと同じような行動となっている。
一方、瞑想するときに座る場合は、何か目的を持って座っては、いけないそうだ。
これまた、難しい。雑念が当然のように湧き出てくる。普段、なにも考えずに生きていることの反動のように。
何も考えるなと言われると、考えてしまい、目的を持てとなると、何も考えられなくなってしまう不思議。
本書の例でいうと「水泳でたとえるなら”水に入ったら思いっきり体に力を入れなさい”と言い聞かせられ」、「溺れている人に”溺れるな”という」ことを続けているうちに、素直な思考回路及び感情そして行動すなわち、もともと持って生まれた水泳能力、そして瞑想力が書き換えられているのではないかと感じる。
著者はいう「現代人は、目的に向かって努力することが絶対的に正しいという常識を疑ってもみません」、だからこそ「生きること以外に、本当は何もする必要なんてないんだ」という指摘は「世界観を根底からひっくり返してしまいます」と。
さらに警鐘を鳴らす「一心不乱に梯子を登っているときは充実感はあるでしょう。けれど梯子の先は、ただ空中に突き出しているだけで」、やっとたどり着いた時に、そのことを気づかされる徒労感、つまり「燃え尽き症候群に陥ってしまう」と。これは本当の目的を持っていないのと一緒の状態だ。
「自分の心の奥の声に耳を傾けて自分の本当の思いを実現しようとすると、不思議なほどトントン拍子にうまくいく」
何か納得がいっていなかったり、したくないことを無理に目的にした場合は、もちろんいつもの通りの結末だ。
心の奥の声が聴こえてくる瞑想、決して聴こうとしても聴けない、ただ瞑想することの難しさを知った一冊であった。。
紙の本
落ちていく・・・
2006/10/31 23:35
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:虹の父 - この投稿者のレビュー一覧を見る
変な書評タイトルですが、私にとって瞑想とは、そんな感覚。
私も、この本の書評を書かれているひろさんと同じく、この本を見つけて、また瞑想を始めてみようと思った。やはり気持ちがいい。
本の中でも書かれているが、「グラウンディング」grounding、つまり平たく言うと「地に足が付いている感覚」。そんなところを目指して、瞑想するといいかもしれません。
バリバリのビジネスマンである天外伺朗さんの、実践に基づく瞑想法の紹介。ストレスフルな方にはもってこいです。