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五〇歳からの頭の体操 (角川oneテーマ21)
五〇歳からの頭の体操
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欲をいえば、もう少し問題数が多ければなあ
2006/02/06 17:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
『頭の体操』がKappa Booksから出版されたのが、1967年。大ベストセラーになり、「1〜23巻」まで発行された。それに伴い「頭の体操」という言葉も、一過性の流行語ではなく、市民権を得た。あれから約40年、当時、夢中になった中学生が50歳前後。著者とすれば、もう一度、読者に引きずり込みたいという気持ちがあるのだろう。
基本的には『頭の体操』と同じだ。問題と制限時間があって、そこをめくると解答がある。違うのは、問題を“出しっぱなし”にせずに、「それは、どういう能力を問うているかが、解説されていること。合計50問。続いて<あなたの頭を診断する>で採点。そして最終章、<固い頭を柔らかくする対策編>で終わる。
困ったのが、私はそれほどパズルマニアではないと思うのだが、昔の『頭の体操』の出題と似ているものがあること。例えば、「問26 老若男女四〇名が集まった。この中で、偶然、誕生日が同じだという人たちがいるだろうか。直感的に答えてほしい。」といわれても、私にとってその答は、既に知識として植え付けられている。高校時代に『頭の体操』の記述を確かめるべく、確率計算をしたことがある。だから、採点不能。それとも昔に読んだのを、まだ覚えているのだから、「頭の体操」は必要ないのかな。
そんなことより驚いたのは著者がまだ現役で、多岐にわたる本を刊行していること。1926年生まれというから、80歳だ。提唱者なのだから「頭の体操」を実践しているに違いないから、少なくとも80までは効果は保証されているかもしれない。