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紙の本
ザエクセレントカンパニー 新・燃ゆるとき (角川文庫)
著者 高杉 良 (著)
「サンマル」ブランドで知られる食品メーカー大手の東邦水産は、即席麺の米国工場建設を目指していた。「人を大事にする」経営理念のもと、市場原理主義の本場・米国進出に賭けた日本...
ザエクセレントカンパニー 新・燃ゆるとき (角川文庫)
新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー
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商品説明
「サンマル」ブランドで知られる食品メーカー大手の東邦水産は、即席麺の米国工場建設を目指していた。「人を大事にする」経営理念のもと、市場原理主義の本場・米国進出に賭けた日本人ビジネスマンの奮闘!【商品解説】
著者紹介
高杉 良
- 略歴
- 1939年東京生まれ。専門誌の記者や編集長を務める傍ら小説を書き、1975年『虚構の城』でデビュー。以来企業・経済小説の問題作を多く発表。1983年退職。小社刊は「高杉良経済小説全集(第14巻が書き下ろし『金融腐蝕列島』)」『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』など。
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結末弱い、あまりにも
2006/03/07 13:14
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんくぽんく - この投稿者のレビュー一覧を見る
読ませる小説である。妻を殺害した警察官。
本人が出頭し、動機も明白。
ただ、殺害から出頭までの謎の2日間が関係者の間の疑惑を呼び、
県警上層部、検察庁までも巻き込んだ騒ぎに発展する。
地検の対応や、新聞社の取材のやり方にやや?な部分もあるものの、まあ水準以上の筆運びだ。
問題は結末、ネタ晴らしになるからここには書かないが、空白の2日間の理由付けとしてはあまりに弱い。
こういう理由ならわざわざ隠す必要はないし、隠そうとも思わないはず。今の読者はこういう甘い結末を喜ぶのかもしれないが、直木賞をけ飛ばした気骨のある著者にはさらなるどんでん返しを考えて欲しかった。