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商品説明
大好きな音楽をもっといい音で聴きたい。だけどオーディオマニアにはなりたくない。そんなあなたにぴったりの機器とは? クラシックの代表的作曲家と作品から探るオーディオガイド。『クラシックジャーナル』連載に加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石原 俊
- 略歴
- 〈石原俊〉1957年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。随筆家、翻訳家、音楽評論家。著書に「いい音が聴きたい」「クラシックCDガイド」など。
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書店員レビュー
オーディオに「粋」...
ジュンク堂書店秋田店さん
オーディオに「粋」とはどういう意味だろうか。粋とは余裕から生まれる。オーディオに全力をつぎ込むのではなく、人生を楽しみつつ、良い機器でシステムを組み、音楽を存分に楽しむ。それがオーディオの粋であり、「音は人なり、人は音なり」オーディオにはその所有者の人格が投影されると著者は説く。また電気機器であるオーディオ機器は高級であればあるほど、そのままでは実力を発揮できない。使いこなすには作法やセオリーが存在している。それを著者は「道」と呼び、二つの調和を追求することを目的としたのが本書である。
各章ごとに色々な粋の在り方が示されるが、第一章ではマーラーの交響曲を元々のサイズで再生することは諦め、ミニチュアでもいいから精緻な再生を追求するべしと説く。それ以外にもオーディオでは何かを諦めることで得られるものがある。それを取捨選択するのがオーディオであり、それを道に則って粋に選択していこうというのが本書の説くところだ。また本書の機器評は分かりやすく、オーディオ雑誌にありがちな専門用語で曖昧に誤魔化すことがない。音楽をいい音で楽しみたい方には一度読んで頂きたい本である。(オーディオ書担当)