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紙の本
仏像はここを見る 鑑賞なるほど基礎知識 (祥伝社新書)
著者 瓜生 中 (著)
仏さまはなぜハスの花の上に乗っている? シンプルな如来と派手な菩薩…。仏像鑑賞の基礎知識を中心に、鑑賞に際しての疑問点に答え、仏像の成り立ちから見分け方、仏像別御利益まで...
仏像はここを見る 鑑賞なるほど基礎知識 (祥伝社新書)
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商品説明
仏さまはなぜハスの花の上に乗っている? シンプルな如来と派手な菩薩…。仏像鑑賞の基礎知識を中心に、鑑賞に際しての疑問点に答え、仏像の成り立ちから見分け方、仏像別御利益まで豊富な図版でわかりやすく解説した入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
瓜生 中
- 略歴
- 〈瓜生中〉1954年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド思想の研究、執筆、カルチャーセンターでの講演等を行う。著書に「なるほど仏教入門」「古寺社巡りの楽しみ」ほか。
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紙の本
スタンダードな仏像鑑賞の入門書
2007/04/26 21:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イム十一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロローグ+九章で構成され、プロローグでは仏像をユニークなランク分け(会社の社長〜平社員)で紹介し、一・二章で大まかな仏像についての説明、三〜七章で仏像の特徴をランク・顔形・姿・持物等様々な観点で細かく整理された説明、八・九章で様々な仏像に関するエピソードが書かれています。
同じような仏像でも、手の組み方ひとつ・持物ひとつの違いで違う仏像であったり、また同じ仏像でも姿形・作り方等の違いで年代が違っていたりと、細かな仏像に関する知識が多く得られました。
有名な寺社仏閣へ拝観に行くとき、また近くの寺院や自宅の仏壇に祀られている仏像や掛けられている仏画の掛軸・絵画等は何であるのかを知りたいとき、この一冊があればかなり重宝するのではないかと思います。
紙の本
仏像を見る道は先が長い
2006/03/05 20:16
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は仏像に関する本を多数出しており、この種の本を書くのにはなれているのであろう。初心者が、仏像を見るときに押さえておきたい基本的な事項を分かりやすく整理して見せている。
言葉は平易で、理解に読み手の素養を要求しないレベルに押さえてある。むしろ、平易な表現を用いていることで、他書では言い切れないようなことも、あっさりと分かりやすさ第一に言い切っている明快さがある。この点はありがたい。仏教の教えは、派生的にいろいろなことが生じているので、意外に混乱しがちである。如来、菩薩、天王などを会社の職位に置き換えているところなど、ユニークである。
物足りないのは、具体的な写真がないことであろうか。イラストが多数添えてあるが、著者が触れていることのすべてに図版が用意されているわけではなく、寺の名前と仏像の名があげられているときには、それを見ていたいというもどかしさを感じた。これは新書版の限界かも知れないが。
ただ、この本の知識をもとに写真集をみれば、いろいろなことが理解できるようになる。初心者にはありがたい手ほどきの本である。このあと、さらに本格的な本に進んで理解を深めたいという人には、最初の1冊としてはお勧めできそうである。もちろん、寺に足を運んで、実物を見るということに勝るものはないのであるが