投稿元:
レビューを見る
作者で選んだ。待望の文庫化。時代物ということで、入り込むまでに時間がかかるかと思ったけど、驚くほどすんなり入って行けた。なんというかバリアフリーな感じ。現代から過去にタイムスリップした主人公達が戸惑いながらも前向きにこの時代で生きていこうと決心する所も、無理なく流れるようにストーリーは進んでいく。これが読んでいてとても気持ちいいし、引き込まれる感がわくわくする。そして、あぁこの時代のこともっと勉強しとけば良かったな、読み終わったら調べて見ようかななんてことも思いつつ、それぞれの運命やいかに!?ということでいざ後半へ!
投稿元:
レビューを見る
1月30日購入。2月1日読了。タイムスリップ物といえば,カズマの異邦騎士を思い出す。あれはかなりはっちゃけてたなあ。この本はなんとなくどこかで読んだような感じがする箇所が多くて結構読み飛ばしてしまう。下巻立ち読みしようかなあ…。
投稿元:
レビューを見る
簡単に言うなら、源平争乱の時代にタイムスリップする話。歴史物なので、ある程度の知識がないと分かり辛いかも。
投稿元:
レビューを見る
誰もが教科書などで1度は目にした事のある平家物語。
幼馴染みで同じ高校の剣道部員である友恵と武蔵は学校帰りに大雨に見舞われ、雨宿りに立寄った木の下で落雷に襲われる。
気付くと彼らはお互いに一人。見知らぬ土地に見知らぬ時代。
そして彼らは自分たちが歴史の中で見知った名前を持つ人物と同じ役割を持った人間であることに気付かされる…。
設定自体はSFじみてはいても、これは純粋に時代小説として読める。
運命に逆らおうとする友恵と、運命を受け入れる志郎。ただ進む道を見極めようとする武蔵。三者三様の時代への溶け込み方がいい。
読み進める私達は、友恵同様歴史の顛末を知っている。頼朝と相容れなかった義仲の最期も、義経と弁慶が平泉で討たれる事も、義高と大姫の悲恋も。知っているからこそ彼女と同様に迷い、焦り、祈りながら頁をめくる。
───一時たりともそばを離れず運命から守ってみせる。たとえこの命にかえてでも歴史の通りになんかさせない。
わかっているからこそ切ない、というのが伝わってどっぷりと物語世界に入り込んでしまった。
上巻を一晩で読み終え、翌日下巻を買ってやはり一日で読破。
まだ3月だけれど、今年の私的No.1になる可能性多いに有り。
投稿元:
レビューを見る
幼馴染で、剣道部主将を務める高校生、白石友恵と原口武蔵は、雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。
二人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった・・・。
生きていく為、その運命を受け入れていくしかない二人。その行方は。
投稿元:
レビューを見る
タイムスリップ時代物ってのはよくあるかなと思ったんですがそれが実在の人物になってしまうっていうのが目新しい。歴史も絡んで主人公たちが抗えない歴史の渦に巻き込まれるのは切ない。友枝のプロポーズシーンは嬉しいけど悲しいような。義仲可愛いなおい!と思うけど(笑)「否やは許さん」て。武蔵は切な過ぎるよ。歴史トリップというより3角関係モノとしてもっと楽しみたいなという気持ち。
投稿元:
レビューを見る
友達にすすめられた読みました!
歴史が絡んでくるので結構うちには
つらかったけど、
また読み直したいって思います!
投稿元:
レビューを見る
源平合戦の時代に現代人がトリップするお話。主役が多すぎてあまり歴史に詳しくない人は歴史上の人物の名前を覚えるだけで大変だと思います。
投稿元:
レビューを見る
「四日間の奇蹟」並に読ませます。先が気になるったらもう。
日本史強い人だったらもっと面白く感じるかも。下巻で義高と大姫のエピソードが出てこないかなー。
投稿元:
レビューを見る
タイムスリップした彼らは、武蔵坊弁慶、巴御前と呼ばれる存在に・・・源義経、木曽義仲との邂逅が運命の歯車を回す。既に定まった歴史を変えることは出来ません。でも彼らの生き様は自分の心に残りました。こういう平家物語もありだなと思わせてくれます。
投稿元:
レビューを見る
幼馴染の高校生、武蔵と友恵がある日、平安末期にタイムスリップしてしまうとういとこから始まる物語。
でもSFというより「平安物語」のようで・・・とにかく深いです。
友恵は、そこで駒王丸という少年に助けられ、武蔵は牛若丸と出会います。
つまり、友恵は巴御前、武蔵は武蔵坊弁慶になる運命なんですが、私はすっかり友恵(巴)に感情移入。
歴史に逆らって駒王丸(のちの木曾義仲)の命を守ろうと決意する巴が健気で泣けます!
投稿元:
レビューを見る
文章は、まあまあ上手い。所々惜しい。
でもなんというか、源平合戦とはこれまた語りつくされたテーマではなかろうか。
現代から友恵、武蔵、志郎の三人がタイムスリップして、それぞれ巴、弁慶、義時となる。
友恵はそこで駒王(木曽義仲)と出会い、弁慶は義経と出会い、義時は政子と出会い、その時代に己が生きる道を見出していく−−。
細部までこだわって書かれているなあとは思うものの、まだ面白さがいまいちわからない。
頼朝と清盛の描写はしても義経の描写が少ないのも気にかかる。
心理描写がラノベっぽい。懊悩をもう少し上手く書けなかったもんかね。
投稿元:
レビューを見る
【時はやはり、残酷だ。】
源平合戦付近の時代にタイムスリップしてしまった人たちの数奇な運命と悲恋。
おもしろかった。2,3回読んだと思う
投稿元:
レビューを見る
歴史だと、幕末・戦国動乱あたりが好きな私だけど、平安時代にも、源平の戦いというストーリーがあったんだなぁ。
上巻は、高校生の武蔵と友恵、中学生で友恵の友達の由紀の弟の四郎が平安時代にタイムスリップし、各々が源氏一族と関わっていく。
友恵は駒王丸、元服後の名前は木曾義仲と、武蔵は牛若、後の源義経などと一緒に過ごしていく。
平安の世では、友恵は木曾義仲の妻巴御前、武蔵は武蔵坊弁慶であることをそれぞれが気付く。
続編を読まないとなんとも言えないけど、歴史や古典の授業で習った人物名が出てくるので、普通の歴史小説と時々錯覚する。
歴史小説は好きだけど、平安については明るくないから、どこまでが本当の出来事でどこからが想像なのかが分かりづらい。
投稿元:
レビューを見る
うわぁぁぁー切ない
ともえがカッコいい
受験中に読んでいたらもっと平安末期好きになってたなー