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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.1
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:20cm/298p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-19-862121-7
紙の本
ユダヤ製国家日本 日本・ユダヤ封印の近現代史
日本は「ユダヤ製」の国家であると説き、また、ユダヤ国家イスラエルはその精神が日本製であるとして、埋もれた歴史を発掘する。日・中・英・米・フィリピン等丹念な取材と調査で集め...
ユダヤ製国家日本 日本・ユダヤ封印の近現代史
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商品説明
日本は「ユダヤ製」の国家であると説き、また、ユダヤ国家イスラエルはその精神が日本製であるとして、埋もれた歴史を発掘する。日・中・英・米・フィリピン等丹念な取材と調査で集めたニュー・インフォメーションの数々。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ラビ・M.トケイヤー
- 略歴
- 〈ラビ・M.トケイヤー〉1936年ニューヨーク生まれのユダヤ人。日本ユダヤ教のラビ(教師)を10年務めた。ニューヨーク在住。著書に「ユダヤと日本謎の古代史」など。
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紙の本
明治日本におけるユダヤ人の支配力
2008/04/25 18:43
12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳間書店にユダヤとくれば、オカルトマニアの琴線にふれる本となります。そうは言ってもオカルト的ユダヤ本は巷に氾濫しているので、この本はハズレではないか?と危惧するマニアは、どうしても大型書店に赴いて、現物を手にとって、内容確認までしなければならないでしょう。
はたして本書はユダヤ陰謀本?オカルト本?どうでしょうか…。
この本には明治政府とユダヤ商人たちとの驚くべき関係ならびに真実が、「これでもか」というくらい、次から次へとなにげなく記述されています。
日本でも昭和シェル石油として有名な会社は(親会社は石油メジーのロイヤル・ダッチ・シェル)、もとは日本の横浜元町の創業で、しかもそのシンボルのペクテン(帆立の一種の貝)マークも、湘南海岸で食用後に捨てられた貝殻を拾い集めて加工後ロンドンに輸出し、成功をおさめ立身出世したユダヤ人のマーカス・サミュエルが、異国の地で苦労した商いの想いをこめてシンボルマークとしたものなのだそうです。いったい現在の日本経済連のお偉方のいかほどが、こうした経緯を少しでも理解しているのでしょうか。
さらに、日露戦争の巨額な戦費調達資金の半額を、個人で引き受けたニューヨークのユダヤ人ヤコブ・ヘンリー・シフに対する返礼として、明治天皇が昼食をともにされ、日本人にもまれな名誉ある旭日大綬章まで授けられたことなどが詳しく記されています。
「ほんまかいな?」と疑う人のために?、証拠写真も挿入されています。
この本を読み、いかに自分は日本ご都合主義的な歴史観の枠に縛られ過去を眺めていたのか、ということを理解させられた私は、ショックというよりはむしろ、「天才とキチ・イは紙一重」と同じように、「真実とオカルトは紙一重」、積極的に見聞を広めなければ現実社会から乗り遅れる、真実は当事者が明らかにしないかぎりは伝説、などの認識を新たに心に秘めたのです。
最後に、「日本銀行は国営ではなく、現在ジャスダック市場で株も売買されている民間中央銀行である。日本国が50パーセント以上の株を保有しているとされるが、確かな株主構成は公表されていない。ユダヤ人が大株主とも噂されている。」、これはオカルトですか?それとも真実ですか?