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商品説明
中止未遂の根拠ないし体系的地位をめぐる議論を整理し、ドイツの立法、判例等を検討しながら、単独の行為者による作為犯の中止を主たる素材として、中止未遂の理論的構造を分析し、中止未遂の諸要件の認定基準を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第一章 日本における中止未遂の存在根拠論
- 第一節 日本における刑事政策説の展開
- 第二節 日本における刑事政策説の分析
- 第三節 小括
- 第二章 ドイツおける刑事政策説の歴史的展開
- はじめに
- 第一節 刑事政策説の理論的系譜
- 第二節 判例における刑事政策説
- 第三節 近時の学説の動向
- 第四節 未遂の実行と事後的中止
著者紹介
金澤 真理
- 略歴
- 〈金澤真理〉東北大学大学院法学研究科博士前期課程・後期課程修了。山形大学人文学部助教授。博士(法学)(東北大学)。
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