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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.5
- 出版社: 小学館
- サイズ:18cm/233p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-379655-2
紙の本
十津川村天誅殺人事件 (文芸ポストNOVELS 十津川警部)
著者 西村 京太郎 (著)
財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長奥寺真一郎が殺された。現場には「義によって…」の血書が残されていた。事件のあった夜、十津川と名乗る男が奥寺を訪ねて来たというのだ...
十津川村天誅殺人事件 (文芸ポストNOVELS 十津川警部)
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商品説明
財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長奥寺真一郎が殺された。現場には「義によって…」の血書が残されていた。事件のあった夜、十津川と名乗る男が奥寺を訪ねて来たというのだ。「君が犯人ではないかと遺族が疑っている」という本多捜査一課長の言葉に、驚き戸惑う十津川警部。日本一の面積をもつ村、十津川村を世界遺産として残すべく尽力してきたという奥寺の死の背景に、明治維新以来、歴史の闇に翻弄され続けた十津川郷士の存在があることを知った十津川警部は現地に足を踏み入れた。そこに待っていたのは新たな殺人事件。紀伊山地の奥、山紫水明の地と、そこに生きる人々の純朴な気質に十津川は、共感を覚えてゆく。なぜ、桃源郷のようなこの村に忌まわしい事件が起きるのだろうか。全国津々浦々を駆けめぐり事件を解決してきた名警部十津川が、その名の由来となった十津川村を巻き込んだ事件に初めて遭遇し、捜査にかける意気込みに拍車がかかる。【「BOOK」データベースの商品解説】
自然保護を行う財団理事長が殺された。事件の夜、十津川と名乗る男が被害者を訪ねてきたという。現場には「義によって天誅を下すものなり」の血文字が…。その名の由来となった十津川村に、十津川警部が初めて足を踏み入れる!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西村 京太郎
- 略歴
- 〈西村京太郎〉1930年東京生まれ。「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞、「終着駅殺人事件」で日本推理作家協会賞を受賞。2005年ミステリー文学大賞受賞。
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紙の本
十津川警部、「十津川村」に捜査へ
2006/05/25 16:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つのっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
私個人の読んだ感想ですが、日本国中、捜査で歩き回っている十津川警部が、その名前のルーツになった「十津川村」を巻き込んだ事件に挑みます。十津川警部たちはある殺人事件をきっかけに、奈良県・十津川村に訪れて、十津川村の歴史を学びながら犯人に迫っていきます。 この小説で粘り強い捜査を続ける十津川警部と共に、十津川警部の推理と「十津川村」の歴史の旅が読んでいて楽しめました。 本の最初に著者の西村京太郎先生の「十津川」命名についての文章も面白かったです。 はたして、自分の名前のルーツでもある十津川村を巻き込んだ事件の真相は・・・楽しんで読める一冊だと思います。