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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.4
- 出版社: 新教出版社
- サイズ:27cm/415p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-400-22116-4
- 国内送料無料
紙の本
キリスト教のスピリチュアリティ その二千年の歴史
著者 ゴードン・マーセル (監修/ほか著),青山学院大学総合研究所 (訳)
イエス・キリストからマザー・テレサまで、人類の歴史を動かしてきた群像のダイナミックな「霊性」の物語を、社会史的・精神史的に解説。21世紀の地球社会の行方をも左右する大きな...
キリスト教のスピリチュアリティ その二千年の歴史
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商品説明
イエス・キリストからマザー・テレサまで、人類の歴史を動かしてきた群像のダイナミックな「霊性」の物語を、社会史的・精神史的に解説。21世紀の地球社会の行方をも左右する大きな力−スピリチュアリティの理解に絶好の書。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
キリスト教のスピリチュアリティ | ゴードン・マーセル 著 | 5-6 |
---|---|---|
イエス | リチャード・バリッジ 著 | 7-26 |
初期教会教父 | ジョン・A.マクガキン 著 | 27-71 |
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著者/著名人のレビュー
「性」を考えるとい...
ジュンク堂
「性」を考えるというこの特集には場違いな本だと思われるかもしれないが、さにあらず。私たちの性規範やジェンダー構造を形づくるにあたって宗教は極めて大きな役割を果たしてきた。キリスト教の巨大な影響は言うまでもない。
この本は「スピリチュアリティ」という視点からキリスト教二千年の歴史を書いたユニークな本である(「教会史」や「神学思想史」はあったがこういう歴史書はなかった)。そもそもスピリチュアリティとは、個人や集団のアイデンティティを、超越者と関わる次元で規定する力である。それは周囲の社会・文化に影響を与えると同時に逆に影響も受けてきた。こうした宗教と社会との双方向的なダイナミズムから、私たちの「性」の歴史を読み解くカギの一つが獲得できるのではないか。最終章では、ゲイ/レズビアンから教会に提起された問題にも目配りする。キリスト教の多様性と可塑性を改めて認識させられる本だ。
200点以上の豊富なカラー図版も楽しい。
出版ダイジェスト:2006年5月
テーマ『身体と文化が交差する地点 性(セックス)とは何か 禁忌と好色』より