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「性愛」格差論 萌えとモテの間で (中公新書ラクレ)
金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底...
「性愛」格差論 萌えとモテの間で (中公新書ラクレ)
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商品説明
金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
斎藤 環
- 略歴
- 〈斎藤環〉1961年生まれ。岩手県出身。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院・診療部長。
〈酒井順子〉1966年生まれ。東京都出身。「負け犬の遠吠え」で婦人公論文芸賞と講談社エッセイ賞を受賞。
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鉄人☆壱号
2006/06/13 09:00
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nanako17girls - この投稿者のレビュー一覧を見る
「負け犬」VS「おたく」そんな対談だ。斎藤環の著作の特徴としては自己擁護に徹するというのがある。オタク特有の「ひとに文句は言わせない」という姿勢だ。まあ、それは評価しよう。鼻につく人もいるかもしれないが、ぼくは気にならない。
「ヤンキー文化」というものに興味があるらしい。斎藤環にはいくつかの「転向」がみられる。「社会的引きこもり」では「おたくはいい!」と書いた。その後「OK!引きこもりOK」では「引きこもりも悪くない」となった。そして「ヤンキー」だ。いわゆる「自分探し系」というのとかぶる。著作「若者のすべて」では渋谷、池袋でたむろする若者に取材を試みた。それから「ヤンキー」に目覚めた。どうもそれが健康的であることに気がついたようだ。そうなのだ!いま本を読む人はあまりいない。「趣味が読書」とはいいにくい。「あ〜、堅物だ」「真面目なひとなんだ」「えらいな〜」なんて思われてしまう。「そうではないのだ!」それは間違いだ。読書は「ムダなこと」だ。小説なんかムダの極地だ。
結論「バカになれ!」シンプルですね。「性愛」「恋愛」について「バカになれ」というのはまったくそのとおりとしかいいようがない。そのエネルギーの大きさは果てしない。