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SEのフシギな職場 ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ケ条 (幻冬舎文庫)
SEのフシギな職場 ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ヶ条
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紙の本
みんなダメ上司、ダメ部下
2006/10/17 00:14
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「SEのフシギな生態」に続く第二弾。前作はSEの「仕事」に着目した内容であったが、今回は「人」に着目した内容となっている。本書も著者のソフトウエア開発の経験をもとに書かれているが、そこには開発の現場にいそうなダメ上司、ダメ部下が数多く登場する。彼らを反面教師に「人のフリ見て我がフリ直せ!」といった意図で書かれている。前半が上司編、後半が部下編で構成され、前作と同様、著者が描くマンガも含め、楽しめる。ソフト開発といった業界だけでなく、きっと他の業界にもいそうな上司像、部下像が描かれている。我が身に重ね合わせて、自分もこうだなとか、こうなっちゃイカンとか思いながら、あっという間に読了。何も難しいことは書かれてはいない。社会人として最低限こうあって欲しいなという願い。新入社員も新入社員を卒業した2年目も、ベテラン社員も一度足元を見つめ直すために目を通すのもいいだろう。
世の中、完璧な人間などいない。終章で次のようにうまいことを言っている。「個人個人にはダメな部分があったとしても、チームとして見た時にダメな部分をなくすことは可能」だと。ダメ上司、ダメ部下がチームを構成していたとしても補完し合えばよいのだと。自分のダメな部分を自覚して、ダメじゃない上司、ダメじゃない部下になるよう努力しましょう。