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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.6
- 出版社: 宝島社
- サイズ:19cm/173p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7966-5345-7
紙の本
捨てるほど幸運がやってくる! 風水流ルームデトックスで理想の自分になる
著者 ユキ・シマダ (著)
床に積み上げられた本は正しい判断力を奪い、ベッドルームに散らかった洗濯物は疲労・倦怠感の原因に…。美しく快適な空間は、あなたに強運を呼び込みます。人気の風水コンサルタント...
捨てるほど幸運がやってくる! 風水流ルームデトックスで理想の自分になる
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商品説明
床に積み上げられた本は正しい判断力を奪い、ベッドルームに散らかった洗濯物は疲労・倦怠感の原因に…。美しく快適な空間は、あなたに強運を呼び込みます。人気の風水コンサルタントが教える、お部屋の解毒1週間レッスン。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
デトックス
2009/01/19 00:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リーマン・シスターズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家を着る。服を着る発想ならわかるが、著者によると私達は、家を着ている。もっといえば、家は身体の一部であると衝撃的だ。
たしかに、家にいる間は、その中の空気を体内に取り入れている。例えば肺の一部と考えれば、チリやホコリっぽいのはゾッとする。
タイトルからすると、有り余る幸運が捨てるほど、やってくる感じがするが、さにあらず。古いものをすてれば、新しいものが入ってくる、さらに「ガラクタには負のエネルギーが宿っている」とまで言い切っている。
噛み砕けば、ガラクタを見ている人間の方に、「早く片付けなくちゃ」と思いながら、片付けられないでいる自分に、嫌悪感を自家中毒的に起こしてしまうと読み解ける。
それを捨て去ることによって、余計なマイナス思考を想起させるモノが無くなる。
考えてみれば、新しいモノにはまだ、思い出も、重い過去もない。楽しい思い入れのみが未来に向かって放たれている。たしかに幸運の匂いがプンプンだ。
モノを所有している側の人間が、そのモノに対してどう感じているかということを、著者はモノの持つエネルギーと言っていると翻訳すればガテンがいく。
また「エネルギーの通り道」という本書の表現方がピンと来なければ、「空気の通り道」と読み替えると分かりやすい。
長年使っていないモノは、ホコリまみれだ。トロフィーなどは誇りだったはずなのに。
そのホコリが空気中に散乱するとしたら、病気にならない方がおかしい。これを毒素と読み解けば、身体の新陳代謝のように、毒素を外に出すデトックスという比喩がぴったり来る。
一番、気が緩んで過ごせるところで、ガラクタに囲まれていたら、たしかにガラクタの人生が刷り込まれる気がしてきた。せめて空気の入れ替えと、拭きそうじはしようと決心した。
さらに、モノを捨てることと、モノを大切にすることの区別、判断力はこれからの課題としても、マイナスの気分を想起させるモノは老廃物として毒素まみれになる前に、デトックスしようと決めた。