紙の本
自分を見つめなおす一冊
2006/09/17 17:02
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投稿者:プリアテンデン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の仕事になにか満足できない、何かが違う、そんな毎日のぼんやりしていた気持ちがはっきりとしてくる本。今の会社に対する不満はどこから来ているのか、今の仕事に対する不満はどこから生じているのか、そして今後、どうすればいいのか。その答えが書かれている本。
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最近自分のキャリア形成について悩んでいたので、人材・キャリアの第一人者である高橋氏の本を読んでみました。高橋氏自身も特異なキャリアを持っていますが、この本を読めば、現代には様々なキャリアを持っている人がいること、そしてそれは決して他人事ではないことが分かると思います。氏いわく、結局キャリアはブランド・ハップスタンス・セオリー(キャリアは偶然の出来事で八割決まる)であるが、しかし自分の理想とするキャリアを築くためには、本書で述べられている「偶然を必然化する行動・思考パターンの5つの特徴」が大いに参考になるだろう。私のように自分のキャリア形成に悩んでいる人にはおススメの一冊です。
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これからの時代、従来のキャリア形成は全く歯が立たない。
差別化せよ。
異質経験をとりいれろ。
今後の動向に目を向けよ。
自由度の高い仕事。
私的自己意識。「こうありたい!!」
直感。
職業倫理。
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今でこそキャリア・アップとかの話が世間的な注目を集めるようになっているけれど、まだ90年代にそれを言及した走りとなる一冊。他にも著者の高橋さんの本をこのブクログで紹介しているけれど、大学3年の時に読んで一番印象に残った一冊。曰く"変化の激しい時代には、自分のキャリアの将来像を明確に描く事は不可能である"
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2007/12 古本で。著者略歴
東京大学工学部航空学科→国鉄→マッキンゼー→ワトソンワイアット代表取締役社長
人材マネジメントで独立
「3年は勤めよう」という言葉が、満たさないうちに辞めた者には、自身の後ろめたさも手伝って、説教がましく聞こえることがあるのだと思う。
まがりなりにも今よりは雇用が保障されていた上の世代からしてみれば、そう思うのは仕方ないけれど、という反発もあるだろう。
若くして求職中であれば、かように不安定な自分から見れば「ゴール」とも思える位置からの物言いは、はじめから隔りがある。
「ゴール」にいる人などいない。誰しも明日が危ういなかで、あえて自分が選んでみると思えれば「3年」もポジティブにとらえられるのではないか。
あとがきで、自分の経歴は、あたかも今の職に就くことが必然のようにも見えるが、これすべて後づけの理由に過ぎない。と、当時の本音を振り返っているのも良い。
若いときの苦労は買ってでも、というのは「苦労した自分」を肯定するためでもあるはず。むろん、自分に底をつくっておくことは大事だとはしても。
「しなくていい苦労など、しないに越したことはない」という点において、私は、人生の先達たる親と意見の一致をみた。
「ビジネスパーソンのバイブル」なんて腰巻だけ見ると非常にうさんくさいけど、良い本。
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なかなか刺激的な題名であるが、一体どの辺が「キャリアショック」たる所以なのだろうか。それは、変化する時代にあって、これまでのキャリア構築の「常識」が崩れるという意味で「ショック」なのである。では、これまでの「常識」とはどのようなものなのか。それは、「計画的にキャリアをデザインし、それに向かって一生懸命努力をして、キャリアを蓄積していくことが、キャリアアップの王道である」という「常識」である。えっ!これってだめなの?じゃあ、そうすればいいんだよ?って思うでしょ。私も思いました。この疑問に対する筆者の回答は何か。
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自分は本を読むとき面白いページの端を折るのですが、この本は読み終わったら折り目ばかりになっていました(笑)
ちなみに自分は『日経ビジネスAssocie』という若手向けのビジネス雑誌を購読しているのですが、
この本はAssocieの勝間和代さんのコラムの中で勧めていた本です。
キャリアに関する本は何冊か読みましたが、この本が抜群にわかりやすくよいです。
・終身雇用から脱却したキャリアの育て方
・自分のコンピテンシー(天性の得意分野のようなもの)を生かした能力の開発
・キャリアの差別化
といったところがまとめて書いてあります。
コンピタンシーの部分(自分の特徴;感謝されたいという願望を持っているなど)は『さあ、才能に目覚めよう』と重なる部分が多いので、一緒に読むと自分を見つめなおすのによい機会になると思います。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
著者:マーカス バッキンガム,ドナルド・O. クリフトン
販売元:日本経済新聞出版社
【内容】
たとえばエンジニアの場合、ある特定の技術能力をつければ最初のうちはそれなりにキャリアを積み上げることができる。
しかし、技術力だけでキャリアアップの壁を突き抜けられるかというと、ほとんど不可能といっていい。
そこで、それまでのキャリアを振り切り、経営やマネジメントと英語の勉強をするため海外留学に踏み切ったエンジニアに、何人も会ったことがある。
いまの時代、いつ、会社に大変革が起きるかわからない。
ある日突然、勤める会社が買収させて外資系になるかもしれない。
そのとき、本社志向で同質経験しか持たない人と、出向や海外転勤で異質経験を積み上げてきた人では、明らかに適応能力に差がでる。
私の友人のあるイギリス人が、昔私にいったキャリアのルールは
『人は一番得意なものを仕事にするべきではない。
二番目に得意なことを仕事にすべきだ。
そうすれば自分の一番得意なことが、
その職種の中で差別化・希少性になるから』
というものだった。
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みずからのキャリアというものをどう捉えるかという点で非常に参考になった。
まさにキャリアショックという状況に陥っている状況だけに(笑)。
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変化が激しいこの時代、キャリアはすぐに陳腐化する。う〜ん、確かに。
スペシャリスト、ゼネラリストはもう古い、今はプロフェッショナルともうひとつ何とかだと言ってました。
「ゼネラリスト志向を持ったスペシャリスト」が売りのオレの立場が(笑)。
変化が激しい時代だから、ゴールを設定した所でどうなるのか先が見えない。重要なのはゴールではなくプロセス。
そして、キャリア形成の8割は偶然の産物だとか。みなさん、理由は後付けです。それはその通り。
前半で危機感を煽りまくるので、是非読んで焦ってみてください。
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繰り返して読みたい本。キャリアの考え方について書かれている。
個人は何をすべきなのか。
1自分の動機を知る。2動向を読み賭けるべき流れを選ぶ。3自分のビションとバリューを掲げる。4価値あるWHAT(課題の発見・提起)を構築するコンピタンシーの強化。5キャリアリスクを減らしキャリア機会を広げる。
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現代における日本企業の現状は、過去と比べてかなり変化しているので、一個人ひとりひとりも、キャリアデザインについての考えを変えていかなければいけない、という話。
典型的な日本企業の終身雇用、年功序列というシステムは、上り坂にあった日本全体の情勢と共に成り立ってきた。しかしながら、今、下り坂にある日本において、終身雇用とシステムが必ずしも一人一人に保障されているわけではないので、「3年後には~になって、10年後には~」という計画的なキャリア設計は難しい。
備忘録までに、下記キーワード。
・幸せのキャリアとは
・計画的なキャリアチェンジなどあり得ない
・スキルとコンピタンシーの違い、どちらがどの場面で大切か
・ナンバーワンキャリアか、オンリーワンキャリアか
・キャリアを開くための行動パターン(特に「仕事を膨らませる、という発想が興味深かった」)
・本流より傍流
・「やりたいこと」のためにスキルを一気呵成につける
・横並びキャッチアップか、希少性か
・過去の経験か、今後の動向か
・指導してもらえるのか、好きなようにできる、どちらを選ぶか
・会社の論理か、職業倫理か
・同質経験か、異質経験か
どのような企業に勤めていても、今の優良企業が5~6年後にどうなっているかなんて分からない。心構えのつもりで読むのがよいと思います。
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会社で同僚に勧められて読んだ。
「コンピテンシーと動機を結びつける」ことについて考えるきっかけになった一冊。
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■概要
経営コンサルタントから、HRDコンサルタントへ転進した高橋さんの名著です。
先行きが不透明な時代に「どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?
」について述べられています。
日産など、会社が大きく変わってしまい、これまでのキャリアが無価値になってしまったらどうすれば良いか切迫感を持って読ませる文章力は圧巻です。
■仕事に活かせる点
これからの時代を生き抜くためには、偶然を必然化し、チャンスをつかむ必要があります。
☆偶然を必然化する
「好奇心」「こだわり」「柔軟性」「楽観性」「リスクを取る」(235頁)
本書内にはこうありましたが、私自身は就活生の時に大切にしたい「かきくけこ」を考えました!
一部被っていたので嬉しかったです。
か:「感謝」
き:「勤勉」
く:「工夫」
け:「謙虚」
こ:「好奇心」
⇒常に実践あるのみ、ですね。
(のぐ)
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LOVE YOUR PERSONALITY
ということらしい。
自身のパーソナリティと相反する生き方もまた、チャレンジングで楽しいかもしれないけれど。
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備忘録
●偶然の出来事を自ら仕掛けることで、キャリア構築をコントロールする
●キャリア成功の尺度は、収入よりも自分の満足度
●自分のパーソナリティを矯正するのではなく、なるべく生かしてキャリアを考えること
★やりたい仕事を膨らませてしまい、やりたくない仕事ができないくらい忙しくする
★実績を生むために必要なスキルを一気呵成に身に付ける
●人とは違う何かを模索する中で、自分が大切にする価値観や自分ならではのコンピタンシーが浮かび上がる
★パーソナリティテストや、充実感を覚えた体験の共通点を分析するライフストーリー分析で自分の真の動機を知る