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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2006/08/09
- 出版社: 小学館
- サイズ:22cm/390p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-09-290323-5
紙の本
デモナータ 3幕 スローター
著者 Darren Shan (作),橋本 恵 (訳),田口 智子 (絵)
悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフた...
デモナータ 3幕 スローター
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:16,500円(150pt)
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商品説明
悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフたち。主人公は知恵と勇気をもって魔術で立ちむかっていく。ハラハラドキドキでスピーディなファンタジー。【「BOOK」データベースの商品解説】
ダービッシュおじさんがゾンビ状態をぬけだし、胸をなでおろしたグラブス。その頃、最高の映画を撮りたいがために悪魔に心を売った映画プロデューサーが作ったロケの町で、大変な事件が起きる…。シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
世界的な人気作家となったダレン・シャン氏の新シリーズも、いよいよ第三巻となり、いくつかの謎が解明され、ストーリーも盛り上がってきました。1巻で活躍した主人公のグラブス少年と、ダービッシュおじさんが再登場し、悪魔や魔将ロード・ロスと手に汗を握る闘いをします。悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフたち。主人公は知恵と勇気をもって魔術で立ちむかっていく。映画好きの著者ならではの、ハラハラドキドキでスピーディなファンタジーの世界が展開されます。【商品解説】
著者紹介
Darren Shan
- 略歴
- 〈Darren Shan〉1972年ロンドン生まれ。6歳でアイルランドに移る。著書に「ダレン・シャン」シリーズなど。
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紙の本
悪魔軍団と人間たちの壮絶な戦い
2007/06/01 22:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:喜八 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き天才ホラー小説家ダレン・シャンによる「デモナータ(The Demonata)」シリーズ第3作『デモナータ 3 スローター(Slawter)』の翻訳です(橋本恵訳)。
作家ダレン・シャンといえば、自分と同名の少年ヴァンパイアを主人公とした「ダレン・シャン・サーガ(全12巻)」で世界的大ヒットを飛ばした後も、その創作意欲は衰えることがなく「デモナータ」も快調に出版され続けています。
子供向けに書かれた「ダレン・シャン」のことはまったく知らなかったのですが、知人に勧められて第1巻『奇怪なサーカス』を読んでみたら、「なかなかイケル」。それで2巻目以降も読み進めると、巻を追うごとに面白さが増してゆく。「これはかなりの才能だ!」と驚かされました。全12巻を読み終わったときは非常な満足感を覚えたのです。
そして「デモナータ」シリーズ。こちらも「ダレン・シャン」をさらにパワーアップしたような面白さです。これはもう「子供向けホラー」とは言えないかもしれません。
現在「デモナータ」シリーズは原作・翻訳ともに第4巻まで出版されています。そして第5巻「Blood Beast」は2007年の06月06日に出版される予定です。シリーズの奇数巻、つまり1・3・5巻の主人公は現代に生きる少年グルービッチ・グレイディ。第2巻の主人公はやはり現代の少年コーネリアス・フレック。第4巻は5世紀のアイルランドに住む少女ベックという、ちょっと凝った構成になっています。
主人公たちの共通の「敵」は強大な力を持つ悪魔のロード・ロス。人間を激しく憎んでいて、人間を残虐にいたぶって殺すのが何よりの楽しみだという「魔将」です。そして、ロード・ロスとその配下の悪魔どもが暮らしているのが魔界「デモナータ」なのです。
悪魔たちは基本的に人間界に来ることが難しいのですが、人間の中に協力者を得ることで「デモナータ」と人間界のあいだに「まど」を開くことができます。そうやって到来した悪魔の目的はもちろん人間を虐殺することです。「デモナータ」シリーズの主人公たちは、本人がまったく望んでいないにもかかわらず、悪魔たちと戦わざるを得ない運命に陥ってしまいます。
この第3作『デモナータ 3 スローター』では、主人公のグラブス少年と叔父のダービッシュ、異母弟のビルE・スプリーンの3人が、、ホラー映画『スローター』のロケ現場に赴きます。当初は普通の撮影現場だと思ったところ、グラブスは徐々に怪しい点に気づいていき・・・というストーリーです。そして物語のクライマックスでは悪魔軍団と人間たちの壮絶な戦いが繰り広げられます。
ホラー・ファンの私としては「う〜ん、満足だ」という出来栄えでした。ただし、残虐描写などは前シリーズより更に過激になっています。そのためスプラッタが苦手な方には到底お勧めできない一冊でもあります。ちなみに『スローター』とは「大虐殺」という意味です・・・。