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- カテゴリ:小学生 一般
- 発行年月:2007.2
- 出版社: 講談社
- サイズ:27cm/88p
- 利用対象:小学生 一般
- ISBN:978-4-06-213616-7
- 国内送料無料
紙の本
馬と遊び、馬に学ぶ KIDS BY HORSE
著者 加藤 晴彦 (監修)
いま注目の、馬を通じた情操教育を紹介。馬とのふれあいをモチーフにしたフォトストーリーを中心に、馬の優れた能力や習性、乗馬の道具、人と馬との歴史など、馬をより深く知るための...
馬と遊び、馬に学ぶ KIDS BY HORSE
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商品説明
いま注目の、馬を通じた情操教育を紹介。馬とのふれあいをモチーフにしたフォトストーリーを中心に、馬の優れた能力や習性、乗馬の道具、人と馬との歴史など、馬をより深く知るための情報も満載のビジュアルブック。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
人と馬とのふれ合い、助け合いのなかから命の大切さを教えてくれる
2007/05/07 15:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:折鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
四白流星のタテガミをなびかせながら疾走するサラブレッド。人馬一体となって
演出される素晴らしき躍動感、手に汗握る大観衆。観ているものを魅了し虜にする
世界の大技、馬と騎手が織りなすスポーツの華、馬術競技。「馬の心は気高く、厳
しい。だからこそ、馬に乗る人の成長を導く。何よりも強く学ぶことは、命の大切
さです」。情操教育のサクセスストリーがいま大注目。馬たちは私たちに何をメッ
セージしているのだろう。
「親が子供に聞きました。どうして馬がいいの?」牛や象、ロバではいけないの。
子供の答えは「馬は私たちを乗せて空を跳んでくれる唯一の生き物」だから。ただ
餌を与えるだけではなく、馬とふれあい、愛を育み、体を鍛え、コミュニケーショ
ンをとり、≪私の背に乗ってもいいよ≫と言われた人間だけが馬上の人となれるの
だ。
いじめ、飛び降り、風邪薬の副作用など、暗い事件が後をたたない。子供たちが
主役であるはずの情操教育でさえ、暗雲に隠れてしまったかのように感じていたが、
久しぶりに目を覚まさせてくれたのがこの本である。人と馬とが心と心でぶつかり
合い助け合い、自然に溶け込みながら、命の大切さ尊さを教えてくれる。その姿に
少年時代を懐かしく思い出させてくれた。
馬の写真集でありながら、一言一言の添え書きが真珠のように輝いている。情操
教育真っ盛りの子供たちや親たちに、プレゼントしたい一冊である。