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紙の本
赤い密約 (徳間文庫)
著者 今野 敏 (著)
モスクワでテレビ局が襲撃された。犯人はロシア議会派。現場に居合わせた仙堂辰雄に、テレビ局の記者・アレクサンドロフが一本のビデオテープを託した。「日本で放映してほしい」。そ...
赤い密約 (徳間文庫)
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商品説明
モスクワでテレビ局が襲撃された。犯人はロシア議会派。現場に居合わせた仙堂辰雄に、テレビ局の記者・アレクサンドロフが一本のビデオテープを託した。「日本で放映してほしい」。その瞬間、仙堂はロシア・マフィアの標的となった。一本のビデオテープに託された思惑とは?モスクワ‐東京、暗闘のロード。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「拳と硝煙」(1994年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
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少し古いが今野敏のスタンダード
2015/03/01 19:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろめし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品が世に出たのが1994年と、20年以上前であるから、設定が何かと古いところがある。しかし、疾走感と読後の爽快感はいつもの今野作品である。
男くさい武闘派主人公仙道は読者が望む道を裏切らない。また、彼の心を保たせる最高顧問、若者らしい熱意をもつ向井田、男づくしの登場人物なかで紅一点の美人キャスター植村など、脇役のキャラがたっているのも今野作品のスタンダードである。
少し短いくらいの長さもあいまって新幹線での一気読みのような軽い読書に適している作品だと思う。
今野氏はロシアを舞台にした作品(白夜街道等)もたくさん執筆されており、この作品が気に入った方はそちらにてをのばす、或いは、そちらを既に読了した方はこちらを手に取ってみてはいかがか。今野作品が好きな方には、楽しんでいただけるはずだ。