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Gザテレビジョン vol.11 (カドカワムック)
第11弾の表紙は堀北真希。グラビアは福田沙紀、谷村美月、川村ゆきえ、ほしのあきほか、初登場の芦名星、田中美保、美勇伝のラストグラビアを収録。特集は「制服美少女」、多部美華...
Gザテレビジョン vol.11 (カドカワムック)
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商品説明
第11弾の表紙は堀北真希。グラビアは福田沙紀、谷村美月、川村ゆきえ、ほしのあきほか、初登場の芦名星、田中美保、美勇伝のラストグラビアを収録。特集は「制服美少女」、多部美華子ら”泣き顔”特集なども!【商品解説】
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波の上げ下げの末、11号にしてたどり着いた最高傑作。堀北真希ちゃん以下最強の布陣に十分過ぎるお釣りが来る。
2008/08/04 22:56
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:光森長閑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2005年の秋、月刊テレビ情報誌として不動の地位を占める「月刊ザテレビジョン」から女性タレント専門のグラビア誌として誕生した「Gザテレビジョン」。早いもので号を重ねて今回が第11号、当書店bk1では初めての取り扱いとなります。テレビ情報誌発のグラビア誌としては「B.L.T.U-17」もありますが、本誌のほうが1年以上先輩ということになります。
これまで本誌はややご託宣や水着グラビアにこだわるところがあり、誌面の波の上げ下げも見られました。個人的には8号、9号あたりが底だったように思いますが、先号から上昇に向かい、この11号が過去の本誌の中で最も秀逸な内容のように感じられます。
特に素晴らしいのが今回のキャストです。表紙・巻頭は堀北真希ちゃん。「涼風、香る。」と銘打たれていますが、そのとおり真希ちゃんらしい清々しく凛々しい姿にあふれています。続いて福田沙紀ちゃん、谷村美月ちゃんと実力派が続き、大変強力な顔ぶれです。
さらに今回は田中美保さん、芦名星さんと、女性への訴求力の高いキャストも揃っていて、一方に凝り固まないさわやかな誌面に仕上げたバランス感覚は見事なものです。
また、「制服美少女放課後アルバム」のコーナーは、タイトルこそ制服で読者を釣ろうという意図が見えるものの、登場しているのは西内まりやちゃん、忽那汐里ちゃん、谷内里早ちゃん、川島海荷ちゃん、桜庭ななみちゃん、清水くるみちゃんと、いずれ劣らぬ有望株ばかりが集結しており、そのレベルの高さには驚かされます。
「涙、スローダウン」のコーナーには、多部未華子ちゃん、水沢奈子ちゃん、佐々木希ちゃん、宮崎香蓮ちゃんが登場。涙で読者の心をきゅんとさせようという企画自体はかつての「memew」と重なるものもありますが、こちらも豪華メンバーが揃っています。
もちろん水着グラビアも決して少なくない紙数が掲載されていますが、いたずらにそれが前面に出たり、系統の違うタレントと交ぜたりというのではなく、後半にグラビアアイドルだけを固める誌面構成を取っており、きちんと住み分けしようとする意思が感じられます。グラビアアイドルが好きな読者も楽しめる内容でしょうから、むやみにない交ぜにしていびつなものを作るよりはこのほうがよほどすっきりします。
本誌のもう一つの大きな魅力は、季刊ペースで発行されている同種の冊子の中では格段に安い980円という定価です。しかも付録DVDまで付いての価格です。かと言って安かろう悪かろうではまったくなく、今回のこの内容でこの定価では、千円札で20円どころではないお釣りが来る充実感です。
前述のとおり、退潮と上昇を繰り返していますので、そうした編集方針の揺らぎと決別していただき、現行路線を定着させていただくことを切望します。発行日が確定している定期刊行ではないので、いつ書店に並ぶか、そのわくわくする気持ちも本誌の楽しみの一つと言えそうですが、今秋発売予定の次号が今回に匹敵するわくわくを与えてくれる内容であることを期待しています。