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商品説明
【女性史青山なを賞(第24回)】ヤミ堕胎や子捨てから、避妊と合法的な中絶へ−。「産む産まないは女が決める」と日本の女たちが言えるようになるまでの長い道のり、そしてその後の問題を、多くの証言を丹念にたどりながら浮彫にする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
荻野 美穂
- 略歴
- 〈荻野美穂〉1945年生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程中退。人文科学博士(お茶の水女子大学)。大阪大学大学院文学研究科教授。著書に「生殖の政治学」「ジェンダー化される身体」他。
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著者/著名人のレビュー
明治時代、日本では...
ジュンク堂
明治時代、日本では避妊は「不自然」で「不道徳」であり、「避妊よりも堕胎の方がまだしもましである」と考えられていた。現在の一般通念からすれば違和感を覚えるが、避妊や堕胎に対するとらえ方は決して一定ではなく、時代によって変化してきたことを本書はつづっている。
アメリカのバース・コントロール運動の輸入により高まりをみせた避妊による産児調節運動だが、やがて戦時下の国家の誘導で、逆に避妊や堕胎は禁止されることとなった。そして、戦後、またしても国家の主導下で行われたのが、「家族計画」である。
避妊・中絶をめぐって、国家や女性たちが近現代史のなかでどう動いてきたのか、そしてそれらへの考え方はどう変わってきたのかを詳述した「性」の歴史。