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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.12
- 出版社: リトルモア
- サイズ:21×21cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89815-245-4
紙の本
スンギ少年のダイエット日記
著者 加瀬 健太郎 (著)
イギリスで出会った、極東からやってきた青年とマラウイを母国とする少年。少年の「ぼくは瘦せたいんだ」という一言から始まった、スンギ少年のダイエットの日々を写したフォトブック...
スンギ少年のダイエット日記
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商品説明
イギリスで出会った、極東からやってきた青年とマラウイを母国とする少年。少年の「ぼくは瘦せたいんだ」という一言から始まった、スンギ少年のダイエットの日々を写したフォトブック。【「TRC MARC」の商品解説】
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著者/著名人のレビュー
この世界を生きる全...
ジュンク堂
この世界を生きる全ての人間達は、皆それぞれに自らの「生活」を持っている。生きる場所や時代はそれぞれ違っていたとしても、そのことだけは絶対に変わることはない。
加瀬健太郎は本書において、英国留学中に出会った黒人の少年スンギと彼の友人・家族達の姿を写真に収めている。そこには「異文化の中に生きる人々の中に自分とは違う何かを見つけよう」というようなありがちでいやらしい視線は存在しない。痩せて女の子にもモテたいという少年らしいありふれた理由でダイエットに励むスンギや、食事やテレビゲームを楽しむ友人・家族達の、どこにでもある「生活」を加瀬は淡々と写真に映しとっている。スンギ達の「生活」はまったく特別なものではなく、だからこそかけがえのないものとして存在しており、加瀬の視線はその日常的な「生活」への愛情に満ち溢れているのだ。極東の日本から英国におもむき、人種も年齢も異なる友人と出会うという「差異」の連続体験の中から彼が描いたものが「世界のどこにでもある、「生活」の中の美しさ」だったという逆説がとても面白い。