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幕末志士の「政治力」 国家救済のヒントを探る (祥伝社新書)
著者 瀧澤 中 (著)
坂本龍馬や西郷隆盛、幕府側の志士たちはどのような政治意識を持ち、政治家としての力はどのようなものだったのか。「人間力」の視点から、幕末志士と現代政治家の違い、彼らの活躍か...
幕末志士の「政治力」 国家救済のヒントを探る (祥伝社新書)
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商品説明
坂本龍馬や西郷隆盛、幕府側の志士たちはどのような政治意識を持ち、政治家としての力はどのようなものだったのか。「人間力」の視点から、幕末志士と現代政治家の違い、彼らの活躍から国家救済のヒントまでを読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
瀧澤 中
- 略歴
- 〈瀧澤中〉1965年東京生まれ。駒澤大学法学部上條末夫研究室卒。作家・政治史研究家。日本ペンクラブ会員。著書に「日本の政治ニュースが面白いほどわかる本」「総理の品格」など。
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紙の本
自分の国、地域を良くしたいと思うのが政治家
2010/06/28 23:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
坂本龍馬や西郷隆盛など幕末の志士たちの足跡を辿りながら、現代の政治指導者像を考えてみる、という本。本書で取り上げている篤姫や新撰組が「幕末志士」なのか、政治にどれほど関わったのかは疑問である。まして、「政治力」があったのかどうかも・・・?
また、龍馬が政治家だったかというと違和感を感じる。現代の政治家と比べるのが間違いか。現代の政治家を見すぎて、目が濁ってしまっているからか?では、そもそも「政治」とは何ぞや、ということに思い至る。自分の国を良くしたいと思い、行動に移すことなんだろう。そういう意味で龍馬は政治家であった。
政治家の必須条件として、次のような潮田江次の言葉が引用されている。「実務家、実行者としての能力ではなく国家的見識に於いて優れていること」。つまり、これからの国のあるべき姿をはっきり持っている、ということ。近年、ビジョンも覚悟も足りない国のリーダーを続けざまに見せられてきた。
終章の「国をよくしたいのなら、国民自身がよくならないかぎり不可能」と言うのには共感する。感情的に政治家や官僚をバッシングしているだけでは駄目だ。政治家に期待するだけでなく、自分が変わらねば。志士に変われるだろうか。