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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2009.7
- 出版社: 岩崎書店
- サイズ:18cm/183p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-265-80186-2
紙の本
娘たちへ 母から娘に伝える人生に大切な80の知恵
著者 福島 みずほ (著)
仕事、結婚、人間関係。女性はどう生きていったらいいのか…。社会で活躍する女性、母親、人生の先輩として、若い女性へ贈る、福島みずほからのエール。【「TRC MARC」の商品...
娘たちへ 母から娘に伝える人生に大切な80の知恵
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商品説明
仕事、結婚、人間関係。女性はどう生きていったらいいのか…。社会で活躍する女性、母親、人生の先輩として、若い女性へ贈る、福島みずほからのエール。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
福島 みずほ
- 略歴
- 〈福島みずほ〉1955年生まれ。東京大学法学部卒業。社会民主党党首、参議院議員、弁護士、学習院女子大学客員教授。共著に「こんな男とは絶対、結婚するな!」「反貧困と派遣切り」など。
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紙の本
母の声を聞いてみよう
2009/10/25 21:55
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
福島みずほさんの、エッセイ本です。話しかけられているような自然さで、仕事や人間関係、結婚についての大切なことがたくさん書かれています。なのに決して説教がましくもなく、すらすら読めるし頭に入ってくる。で、元気が出る。本当に前向きでパワフルで、心の大きな女性なんだなあと、文章を読んであらためて感じました。
出会いを楽しむ、人に譲る、嫉妬をかわす、趣味の人間関係を作る、女性を敵に回さない、などなど具体的なアドバイスがためになります。たとえば、働く女性は「人のために働く」気持ちを持つこと。女性は組織で働こうとすると男性よりも競争が厳しいし子育てなどがあって自分のことで手いっぱいになりがち。そのためスタンドプレーの人が多い、という記述は心当たりもあり…。
「人とどう生きていくのか、その人のためになにができるのか、いろんな人のためになにができるのかを考えたり、努力したりできることが、年を重ねる深さなのかもしれない」という言葉も印象的でした。政治家だからではなく、人のために、と思えるから大きな仕事ができるのだと。良い意味で女性らしい包容力のある仕事の仕方を見習いたいものです。
そして、著者は最近話題の夫婦別姓も、結婚届けを出さない事実婚も、二十年前に実行した人。夫婦別姓を選んだのは、法制度上の差別をなくすためという信念のもと。でも、子どもに迷惑がかからないか、本当にそれでいいのか、葛藤したとのことです。しかし実際お子さんもしっかりと婚外子という選択を受け止めています。当時の選択を、不安があっても「そうしたかったからとしかいいようがない」と著者は言います。「心の奥底の声に耳を傾けて」というメッセージとともに。
そろそろ巣立っていく娘にいろいろなことを伝えたい…と、序文に書かれているけれど、これから社会人になる女性はもちろん、働く女性全般におすすめしたい「母からの声」です。むしろ、新人のうちからここに書かれていることをクリアしていたらすごい。出世は間違いない。友人関係も、結婚もうまくいくでしょう!
紙の本
内容紹介
2009/09/28 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩崎書店 - この投稿者のレビュー一覧を見る
消費者・少子化担当大臣に就任し、エネルギッシュに日々活躍する著者が、巣立つ娘へ人生の先達として伝えたいことをまとめた一冊。「人生において致命的なことはほとんどない」、「自分の心の奥底の声を大事に」、「感謝の気持ちを大切に」、「ガールズネットワークを大事」などの処世術から、恋愛・結婚・家族の考え方までを提言します。人の足をひっぱったり、嫉妬にエネルギーを使う暇があるなら、自分を磨いて成長しよう、と常に全力投球で人生に挑む著者のエールは心強く、元気のヒントがぎゅっと詰まっています。夫婦別姓の中での出産など、テレビではあまり見ることのない、著者の素顔が余すところなく語られています。