サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 24件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:中学生
  • 発行年月:2009.9
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/249p
  • 利用対象:中学生
  • ISBN:978-4-06-215782-7

紙の本

バターサンドの夜

著者 河合 二湖 (著)

「モデルやらない?」息苦しい毎日の心の支えは、「ロシア革命」のアニメのワンシーン。いつかこの主人公のような衣装を着て、自分を変えたい中学生の明音に誘いの声が。自分ってなに...

もっと見る

バターサンドの夜

税込 1,430 13pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「モデルやらない?」息苦しい毎日の心の支えは、「ロシア革命」のアニメのワンシーン。いつかこの主人公のような衣装を着て、自分を変えたい中学生の明音に誘いの声が。自分ってなに?自分のことを本当にわかってくれる人っていないの?中学生の心の揺らぎを巧みにすくいあげた新世代・ヤングアダルト小説。第49回講談社児童文学新人賞受賞の鮮烈なデビュー作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【講談社児童文学新人賞(第49回)】息苦しい毎日の心の支えは、「ロシア革命」のアニメのワンシーン。いつかこの主人公のような衣装を着て、自分を変えたいと願う中学生・明音に「モデルやらない?」という誘いの声が…。新世代・ヤングアダルト小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

河合 二湖

略歴
〈河合二湖〉1977年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学専攻卒業。大学図書館勤務。「バターサンドの夜、人魚の町で」で講談社児童文学新人賞受賞。「バターサンドの夜」は受賞作を改題したもの。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

ジュンク堂書店新宿店

みんなのレビュー24件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

その向こう側へ。

2011/01/29 22:44

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

私立の女子中学に通う赤羽明音はある日、
モデルをやらないかと女性から声をかけられるが断る。
女性は服のオリジナルブランドを立ち上げるのだと言い、
名刺を明音の手に残していった。

家にも学校にも明音の居場所はなかった。
単身赴任を繰り返し、マイホームにめったに帰らない父。
夫と娘との心の隙間を埋めるために、
必死で童話の読み聞かせのボランティア活動をする母。
入学して数か月が過ぎても、
明音にはまだクラスメイトの半数以上の顔と名前が一致しない。
教室は、不安定で流動的な多くのグループが点在しているが
彼女はそのどれにも属することができない。

そんな現実を対岸のようにクールに見つめる明音は
自分をまるで「赤いろうそくと人魚」の人魚みたいだと思っている。
異世界に連れてこられて人間たちを諦観している人魚みたいだ、と。

人魚が水を得るのは、一本の深夜アニメの世界。
ロシア革命時の貴族の少年たちが繰り広げる理想郷への夢だった。
彼らに近づきたい、いや、彼らになりたい明音は
オンラインのコスプレ写真サイトへの投稿を思いつく。

しかし、ピンポイントすぎるマニアックな衣装は
どこにも売っていないし、
不器用な明音にはつくることもできない。
そして、思い出したのは名刺をくれた女性。
デザインや縫製共にひとりでやっているという
あの女性にコスチュームの依頼はできないだろうか・・・・・・。

アニメのキャラクター以外のすべてに距離を置き、
徹底的に突き放した人魚の目線を持つ明音のクールさは
半端じゃないものがある。
幼い日に周りに失望してから彼女自身が編み出した、
自分は人魚だという悲しい設定。
アニメのコスチュームはまさしく固い鎧のようなものだろう。

しかし現実は明音をいつまでも傍観者にはしておかない。
誰かと関わらなければこのお話は始まらないのだし。
向こう側に行かなければ。
明音は、人と関わり傷つけられるリスクを厭うが、
ほんとうにこわいのは、安易なほうに流されて
悩んでいる自分を見失ってしまうことではないだろうか。

半分くらい読んだところでは
希望はいつ見えてくるのかと息が詰まりそうになった。が、
明音はつまづきながらも、他者とのつながりに目覚めていく。
彼女が人とつながることで得る痛みと感動がていねいに描かれている。

後半は、かなり早いペースで収束へと向かう。
目まぐるしくストーリーが動いていくが、
爽やかな読後感を残すギフトが用意されている。





このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

思うようにならない

2016/04/14 09:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

思うようにならなくて息苦しい思い。
まあいろいろあって成長していくのでしょう。
モデルを引き受けた女の子のお話。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/11/16 13:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/04 23:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/04 13:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/03 19:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/04 21:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/05 18:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/15 21:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/12/09 19:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/12 00:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/04 20:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/14 05:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/04 15:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/13 15:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。