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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.11
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-215826-8

紙の本

昨日みたバスに乗って

著者 小林 紀晴 (著)

旅は終わった。でも、心は旅を求め続ける。テロ直後のニューヨークから、メキシコ、インド、そしてニューヨークへと続く旅。訪れた先で過去は姿を変えて現れる。新境地を開いた作品集...

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昨日みたバスに乗って

税込 1,870 17pt

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商品説明

旅は終わった。でも、心は旅を求め続ける。テロ直後のニューヨークから、メキシコ、インド、そしてニューヨークへと続く旅。訪れた先で過去は姿を変えて現れる。新境地を開いた作品集。【「BOOK」データベースの商品解説】

テロ直後のニューヨークから、メキシコ、インド、そしてニューヨークへと続く旅。訪れた先で過去は姿を変えて現れる…。全4編を収録した新境地を開く作品集。『群像』掲載ほかを単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

トムヤムクン 5−34
昨日みたバスに乗って 35−113
ガンジスに問う 115−243

著者紹介

小林 紀晴

略歴
〈小林紀晴〉1968年長野県生まれ。95年アジアを旅する日本の若者たちを写真と文章で描いた「アジアン・ジャパニーズ」でデビュー。97年「DAYS ASIA」で日本写真協会新人賞を受賞。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.7

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

Who am I?『私』とは誰のことなのかを巡る問題

2010/03/25 18:19

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アジアを旅する日本の若者たちの姿を写真と文章で描いてみせた、名作ルポルタージュ、
【ASIAN JAPANESE】で、世界と日本人の距離の様な物を否応なしに読み手に提示して来た作家、

小林紀晴さんの小説集ということで、若干の緊張と、多くの好奇心とで手に取った一冊。
四つの作品が収録されている。9・11後のニューヨークに滞在する筆者と思しき主人公コバヤシ。

作者の他の作品同様、この場所でも異邦人である自分が果して何者なのか探しあぐねている。
そんな彼が足繁く通うのは、異邦人ばかりが集まり夜通し続くパーティー。そこで『料理の鉄人』

よろしく彩り豊かな各種料理を振る舞う。グリーンの日はタイのグリーンカレーを、
オレンジの日にはインドのチキンカレーを作った。 そして…。遂にレッドの日、

【トムヤムクン】がメニューに上がる日がやって来た。彩りの法則に隠された真実、
及びグランドセントラル駅でコバヤシが体感した事実に、圧倒的なリアリティーを覚えた。

と、同時に『頭のなかで英語を日本語に、日本語を英語に色を染め直すように変換しながら聞き、
口にしながら、僕らはいま正しく会話しているのだろうか。』と心の中で呟くコバヤシに、

自分と他人との関係を見詰める異邦人ならではな厳しさを感じた。表題作【昨日みたバスに乗って】も、
やはり異邦人であるコバヤシが異文化交流を通じて、何とか他者とコミュニケーションを取ろうとする奮闘記である。

彼が慕ってい写真家、サクジさんがやはり、9・11後の世界に今飛び立つ事は出来ないと、
メキシコでのアートスクールでのワークショップの講師の代役を半ば強引にコバヤシに押し付けて来た事で、

コバヤシ自身も写真と、他者との関係性を考えさせられる様になる。
教室での一応の、日本語通訳花ちゃんの日本語能力の実力不足さ加減と、サクジさんの実の息子、

キセイ・ヤマサキとして下手な外国語を駆使してでも、
なんとかして授業を成立させないとならない困った事情が重なり、

その分、写真が持つ意味や言葉を越えた部分でのコミュニケーションの大切が浮き彫りになってくる所が良い。
ハプニングだらけのワークショップ最終日、それでも作品を完成させ、

名も無き作品の繋がりに流れと名前が出来て行く様に一種、皮膚的レベルでの感動を覚えた。
遥々インドまで記憶の喉仏に引っ掛かったままの小骨を、忘れることの出来ない過去を、拾いに旅に出た著者。

ある一時期、自分の合わせ鏡の様に、行動や考えを伴にしていた唯一無二の友だったはずなのに
『自殺』という最悪の形で、 この世から消えてしまった『蓮』。

彼の足跡を辿るべくインド各地を旅する筆者。予想外の旅の道連れが出来たり、
まさかの運命的な再会を果たした男が旅行ガイドだったり…。旅は二転三転しながら

ガンジス河の流れの様に悠然と命を運び続けて行く【ガンジスに問う】そして最後に故郷長野で育った日々よりも、
地元を離れて旅人の様に世界各地で暮らして来た歳月の方が長くなった事を、

父の葬儀後、ニューヨークで現像した父の写真から実感する事になる【海までの道順】全ての作品に
『日本人という名の異邦人である自分は、国籍や民族を越えた所では一体、どのような人間なのか?

を問い続ける姿勢があって素晴らしいと思った。安易な『自分探し』では落ち着かない点も、
この本の価値を高めていると思いました。オススメです!

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2010/01/14 19:45

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2010/06/11 21:44

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2010/03/25 23:14

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2014/01/26 03:54

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2014/02/12 04:38

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2017/04/30 02:54

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2022/08/11 13:16

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