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商品説明
汪兆銘国民政府の関係者に対する、蔣介石国民政府・共産党政府による裁判史を、元特派員が臨場感あふれる筆致で描く。公開された史料による解説を付し、最新の研究を反映した新版。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
益井 康一
- 略歴
- 〈益井康一〉1911〜99年。徳島市生まれ。毎日新聞入社。終戦まで中国特派員、帰社後は東京本社編集局顧問、ラジオ関東専務取締役などを務める。著書に「日本と中国はなぜ戦ったのか」など。
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紙の本
「新版」と銘打っても。
2009/10/26 23:32
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ版元から復刊した今井武夫少将の「支那事変の回想」改め「日中和平工作」のように新資料が掲載されているわけではなく、「周仏海日記」の翻訳者の一人劉傑早大教授の解説が増えているだけだ。
それだから、といって、この本の持つ価値が減るわけではない。比較的本が多い「満洲帝国」でも例えば「満」軍について読もう、と思っても、細かく研究された本があるわけではない。ましてや関内に存在した漢奸裁判の対象になった冀東防共自治政府以降の対日協力者達の政権について書かれた本は、そう多くない。同時代の朝鮮や台湾についても言える事だが、まだまだ研究されて然るべき事柄が多いのが、この本を読めば分かる。