紙の本
近未来を舞台にした作品
2012/03/31 18:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朔日 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上手く言えないが凄く良い。
どんなに凄い魔法のような科学も、それを本当に良いものに出来るかどうかはそれを使う人間次第なのだと強く感じる作品。
とにかく一度読んでみて欲しい。
これほど強く心を打つ作品というのはそう在るものでは無い。
電子書籍
珠玉の七話
2022/01/08 10:35
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ボディレンタル」が世にも奇妙な物語の原案に採用とのことで買ってみたが、どの話も世にも奇妙な物語で実写化されそうな感じですばらしかった。
電子書籍
なるほどー。
2015/09/23 07:35
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投稿者:やっしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あるサイトの紹介で興味を惹かれて読んでみた。
読後感は爽やかだったり、考えさせられたり。人間の普遍的なテーマ、生老病死を覆しかねないような科学が発達してもなお、人は何故生きるか、何が出来るかなどなどを、ある意味柔らかな表現で、SF的に描いていると思う。
好きで読む、諸星大二郎や、つげ義春などをなんとなく思いだした。
素敵な作品集だと思う。
電子書籍
期待ほどでは
2023/11/23 23:36
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投稿者:MTB84 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかった。SFの中でもディストピアものの範疇かな。けれども、もしこれが世界観設定ならば、必要以上に話がどれも暗すぎるわ。読んでてしんどい。
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主人公たちはそれぞれ外側の要因に頼ったけど、結局は全員自ら内側から変化していったところがとても良かったです。
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戸田誠二さんの作品は、ちょっと泥臭さを感じつつも、なんとなく読んでしまう。
ロボットの話がよかった。
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個人的には5本の指に入るくらいの短編集だと思っています。
スピリッツは唯一購読してる週刊誌なのですが、時々載っていてすごい存在感があったことを覚えています。
月刊スピリッツで連載してたことは知らなかったので、未読分もあって嬉しかったです。
一番好きなのは2話の媚薬。当時読んでてマジで泣いてしまった話w
戸田誠二さんはもっと有名になって欲しい作家さんの一人ですね。
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戸田先生の魅力が十二分に詰まった作品集。すごくドキドキさせられた。『ボディレンタル』、『抗鬱機』あたりが特に好きな作品。とても刺激的な話ばかりで、満足の短編集だった。戸田先生のSF作品は、藤子・F・不二夫先生のSF(すこし・不思議)に近いんじゃないかなぁと感じた。なんとなくだけど。
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各話タイトルにボディチェンジ、クローン、ドラッグ等という言葉が使われており、警鐘作品なのかと思っていましたが、ふたを開けてみると素晴らしいヒューマンドラマでした。
本書の最後のセリフが全てを物語っていると思います。
読後感がこんなにも良い作品は久しぶりです。
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絵は普通なのだが、内容が近未来SFで僕の好きな感じだった。短編集なのだが、中にはほろりとするものもあり、なかなか良かった。
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今より科学が少し進んだ世界。
どれだけ技術が進歩して便利なものが生まれても、すべては人しだいなんだなと感じた。今より少しだけ頑張って生きてみようかなと思える作品。
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最近いないショートショートSFを結構描いてる方の新刊。
星新一みたいにこ気味いいのに加え、どこかでちょっとほわっとさせてくれるラストがすき。
この本は1つのビルに伴う話の群像劇。
秀逸。
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twitterの @kotoripiyopiyo さんのツイートで知った。戸田誠二さんは「生きるススメ」刊行当時、気になりつつも購入しなかったというニアミスがあったので、今度は「やはり縁があったのかも」と思い購入。
“人情味あふれる星新一”ともいえるような、ショートショートSF群。
印象に残っているのは「ボディレンタル」と「ロボット」。「クローン」も、自分が人の親となったいま、身につまされる。
これからさかのぼって「ストーリー」→「しあわせ」→「生きるススメ」と読み進めていく予定。
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ほんの少しだけSF風味のヒューマンドラマ。一話ごとの短編です。
ずっと大好きな漫画で、未読の方はぜひ読んでみてほしいです。
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「禁断の科学」をめぐる、あたたかくほろ苦い傑作SF集。
描かれるのは日常をめぐるささやかなエピソードばかりだが、科学が進歩しても、人間が人間であるかぎり生きること痛みからは逃げられないし、それでいいのだと思わせてくれる。
作中で描かれる科学技術のうちいくつかは、きっと近い未来に現実化し、「禁断」でなくなるかもしれないが、そんな世界が実際にやってくるまえに、今すこし立ち止まって、この作品とラストの台詞のその意味を、何度でもかみしめたい。
読みかえすたびに、じんと胸の奥からにじむように涙が出る。